金メダル男[映画]秋田泉一演じる知念侑李の思いや撮影秘話は?
2016年10月22日(土)公開の映画
『金メダル男』
今作は、2011年にウッチャンナンチャンの内村光良さんが公演した一人舞台「東京オリンピック生まれの男」のストーリーを原作に、新たに内村さんが書き下ろし、『金メダル男』で映画化です!
内村さんご自身が、原作・脚本・監督、そして主演と4役を担っていることでも話題になっていますが、内村さん演じる主人公・秋田泉一のヤング時代を演じるのがHey!Say!JUMPの知念侑李さん。
今回は、知念侑李さんがどんな思いで秋田泉一を演じたのか、そして内村監督との撮影秘話などもお伝えしていきたいと思います!
知念侑李演じる秋田泉一はどんな人?
”金メダルにとりつかれた男”、秋田泉一は、1964年の東京オリンピックが開催された年に長野県塩尻市生まれます。
幼少時代は普通の少年だった泉一。
小学一年の時に、徒競走で一等賞をとった時に味わった幸福感にとりつかれてしまいます。
それ以降一等賞を狙うようになり、やることなすこと一等賞に。
泉一にはやりたいことが常にあり、人目を気にせずにあらゆることで一番を目指す、そんな男です。
あらゆるジャンルで一等賞を獲りまくり、「塩尻の金メダル男」と呼ばれるまでになっていました。
ヤング泉一は、負けられない戦い続ける人生を歩んでいますが、中学に入学すると、あることをきっかけに失敗ばかりを繰り返すように・・。
泉一が転落したきっかけは・・”女子!?”
そこから始まるザセツ人生・・・。
それでも彼は人生を賭けて一等賞を目指します。
そのあきらめない姿勢と生きざまが笑えて泣ける!
東京オリンピック生まれの男が一等賞を狙い続けるその原動力とは?
なぜ彼は一等賞を追い続けるのかー。
秋田泉一演じる知念侑李の思いとは
一つのことに集中して極めるよりも、自分がやりたいこと全てに納得いくまで挑戦する、そんな泉一を演じた知念さん。
自分の才能に集中しないであらゆることに手を出してしまう泉一に対して、もったいないなと思う反面、納得いくまで自分の好きなことに挑戦するところはうらやましいと思ったそうです。
失敗ばかりのヤング時代を演じただけに、顏の表情を崩したり、コメディ要素もたっぷり。
セリフの言い回しとかでなく、今作は色々なことに全力で挑んでいるという役柄ですので、その動きだったり、体での表現力や感情を表情に表すような演技が多かったようです。
そういう意味では結構大変な役だったのかもしれませんね。
監督・内村光良さんについては、知念さんがやったことは全て内村さんもできるそうで、知念さんに常にやってみせていたのだとか。
監督以上の動きをやろうとしても難しくてなかなかできなかったそうで、内村さんの能力のすごさを実感したそうです。
知念さんのシーンはほとんど成功しているシーンがなく、ちょっとは成功しているシーンをやりたかった、というのが知念さんのホンネらしいです(笑)
ダンスのシーンも下手に踊ることが逆に難しかったそうです。
監督・内村光良との撮影秘話
バラエティ番組「スクール革命!」で共演されているお2人。
いつもは先生と生徒ですが、監督と俳優という関係に最初はドキドキだったのだとか。
今作では同じ泉一という男を演じるので、役についてじっくり話し合う時間も持てたそうです。
ところが、気がついたら傘を手に、剣道の面白い動きの練習をしていて、結果、立ち稽古になっていたらしいです(笑)
撮影中も、撮影現場と監督ベースが100mほど離れていても、トランシーバーを持っている助監督さんに頼らずに、内村さんは知念さんのところに走ってきて演出を伝えていたようで、内村さんとしては「直で言いたい!」という感じだったみたいですね。^^
内村さんはコメントで「前作監督の『ボクたちの交換日記』より10倍疲れました(笑)」とおっしゃっていますが、その意味は一人で4役されたことプラス、100mを何度も往復したことも含まれているのかもしれません(笑)
内村さんは
はたから見れば一つのことを極めればいいじゃないかって思っちゃうんですけど、泉一は金メダルを獲る過程に生きがいを見出していて、その最中が一番イキイキしているんです。
そんな男の生きザマを見ながら大勢の人に笑ってもらいたいー。
お客さんに笑ってもらいたいという目的でこの映画と撮ったとコメントされていました。
元々映画監督になりたくて上京した内村さん。
芸人としてのキャリアを活かし、念願の映画監督の夢も実現したわけですが、原作・脚本・監督・主演とこなすのは本当に大変なことですし、そこに”笑いをとる”という要素も加わります。
それをやり遂げたことは並大抵のことではないはずー。
内村さんの思いがこもった今作、観終わった後、どんな気持ちになるのかなぁ・・。
映画『金メダル男』は、2016年10月22日(土)より、全国にて公開です。
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最後までお読み頂きありがとうございました。