彼らが本気で編むときは、[映画]生田斗真らキャスト演技とあらすじに注目!これはもう絶対に観るべき!

2017年2月25日(土)公開の映画

『彼らが本気で編むときは、』

先日公開になったばかりの予告編を見て、
思わず声を出して驚いた人も少なくはないでしょう・・・。

私もその中のひとりです。
「生田斗真・・・可愛すぎるでしょ」

もう本当にその一言に尽きます!

生田斗真さんの役作り、本当にスゴイ!

今回生田斗真さんが演じるのはトランスジェンダーの役。

誇張されがちなその役を
本当に大げさにではなく
ナチュラルに演じている生田さんは

画面の中で穏やかで柔らかな微笑みを見せてくれています。

もう、これは大注目の作品です!

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彼らが本気で編むときは、監督・脚本は?

タイトルの「、」がちょっとポイントですね^^

監督の荻上直子さんは
『かもめ食堂』や『めがね』を手掛けた
40代の女性監督です。

そのほんわかとした作風が
彼女の作品の特徴でもあります。

しかも今回の作品は
脚本も荻上監督のオリジナル作品!

また荻上さんご自身もこの作品を

「私の人生においても、映画監督としても“荻上直子・第二章”の始まりです。」

とまで公言しており、力の入り具合が伺えます!

彼らが本気で編むときは、登場人物とキャストは?

今作品は出演者が豪華!
そして人間関係が少し複雑なので
登場人物とキャストは要チェックです!

リンコ:生田斗真

生まれた時は男性だったが、現在は女性として生きている優しさに溢れた女性。

介護師として働きマキオと一緒に暮らしている。

*中学生時代のリンコは高橋楓翔さんが演じます。

マキオ:桐谷健太

トモの叔父でヒロミの弟。
書店員として働いている。
リンコの全てを理解し愛している。

トモ:柿原りんか

小学校5年生。
母親が家出をした為叔父のマキオを頼って家にやってくる。

その他の重要人物&キャスト

ヒロミ:ミムラ
トモの母親。トモを置いて男のもとへと走る。

サユリ:リリィ
ヒロミとマキオの母親。
認知症を患っている。
リンコが働く老人ホームに入居している。

カイ:込江海翔
小学校5年生。トモの同級生。
男の子に恋心を抱き悩んでいる。

ナオミ:小池栄子
カイの母親。
厳格でカイにも厳しく、リンコにも強い偏見を持つ。

佑香:門脇麦
リンコと同じ老人ホームで働く同僚。

斉藤:品川徹
リンコと佑香の働く老人ホームの入居者

金井:江口のりこ
児童相談所職員。

フミコ:田中美佐子
リンコの母親。リンコの良き理解者でもある。

ヨシオ:柏原収史
フミコの夫だが、リンコにとっては義理の父親。


演技派揃いのキャスト陣ですね!

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生田斗真らキャスト演技に注目!

『人間失格』『脳男』そして『土竜の唄』など、
とにかく“男”を強調する役柄が多い生田さん。

『ウロボロス』で優しい警察官を
演じた時でさえ、その裏側には冷酷な表情を備えていました。

そんな生田さんが今回演じるリンコ。

とにかく予告編の中で見た彼女
(あえて彼女と言わせてください!)は
本当に美しいです。

もちろん美形だという意味もですが
内側から感じさせるような女性特有の柔らかさを
その表情から感じとりました。

ちょっとしたしぐさも女性らしい・・
これは生田さんの役者魂を感じます。

ジャニーズタレントというのを忘れるほど
もう一人の俳優として役者人生を歩んでいますよね。

そしてリンコの恋人のマキオを演じる桐谷健太さん。
ちょっとなんだか納得してしまいました^^

全てを受け止めてくれそうで
男か女なんて関係ない、という懐の深さが
にじみ出ています。。。

幸せにしてくれそうですよね。

そしてトモ役を演じる柿原りんかちゃんは
なんと今作がデビュー作!

オーディションを勝ち抜いてこの役を射止めました。

感情の細かな表現が難しい役ですが、
この作品をけん引していると言ってもいいほどの演技との事!

また同級生のカイ役を演じる込江海翔くんも
男の子に恋心を抱き悩んでいる少年の役、
しかも母親との確執もあるというなかなかの難役です。

リンコの中学時代を演じる高橋楓翔くんにも注目です!

そして、ミムラさん、田中美佐子さんは両極端な母親を演じます。

ミムラさんが子供を置いて男に走るってちょっと
イメージがありませんよね?

新しい一面が見れそうです。

田中美佐子さんはリンコの母親で理解者。

夫が柏原さんで年齢設定がちょっとまた謎
ですが、どんな義父なんでしょうか・・?

気になる所です。

そしてそして、去年お亡くなりになった
リリィさんが今作品に出演しています。

ヒロミとマキオの母親役であり
リンコとマキオを結んだ重要な人物を演じています。

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登場人物が頭に入ったところであらすじを!

小学校5年生のトモ(柿原りんか)は
母親のヒロミ(ミムラ)と2人暮らしだったが、

ヒロミは何度も男を追いかけ
トモを置き去りにして家出を繰り返していた。

ある日またヒロミはいなくなった。

トモは叔父であるマキオ(桐谷健太)を頼って
家に行く事にするが、
そこには恋人のリンコ(生田斗真)が一緒に暮らしていた。

ただ美しく微笑むその女性は、
女性への性別適合手術を受けたトランスジェンダーだった。

生まれて初めて出会うトランスジェンダーの女性に
とまどうトモだったが、
リンコは綺麗に掃除された部屋でトモを迎え、
食卓にはリンコの美味しい手料理が並ぶ。

母親には与えてもらえなかった家庭の温もりや、
リンコの愛情に次第にトモは信頼を寄せていく。

そして同じくリンコもトモへ愛しさを覚え始める。

しかし世間の目はまだまだ冷たく、
トモと同級生のカイ(込江海翔)は
母親のナオミ(小池栄子)にトモと
遊ぶのを禁止されてしまう。

リンコは悔しい事があるたび編み物をして
心を落ち着かせる。

そしてある目標に向かい“煩悩”を
編み続けている。

やがてマキオとトモも一緒に
“煩悩”作りに参加するようになる。

同僚の佑香(門脇麦)の結婚に刺激されたリンコは
戸籍を女にしてマキオと結婚することで
トモの母親になる事を考えるようになる。

そんなリンコをマキオは全部受け入れると言う。

本当の家族ではないが一緒過ごす日々が幸せで
至福の時間となっていた三人。

永遠に続くとも思われた時間だったが、
突然ヒロミが帰ってきてしまう・・・。

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見どころは人間の結びつき

最初に書いたように、どうしても
リンコがトランスジェンダーであること、
そして「生田斗真が女装!?」という点が
注目されてしまいがちの作品ではあります。

しかしそのストーリーの中には
性別を超えた人間同士の結びつき、
それは恋人同士であったり
親子であったり、友情であったり・・
様々な形の結びつきが描かれているようです。

荻上監督が双子の母となった事、
そしてアメリカへ12年ぶりに渡った事。

「性は男と女だけじゃない」という新聞記事を目にした事。

その全てがこの5年ぶりの最新作に全て込められいるようです。

生田さんも桐谷さんも
この作品が自分達のターニングポイントになる
口を揃えているそうです。

セクシャル・マイノリティやネグレストなど、
少し世相に切り込んだ部分もある
作品ではありますが、あえて、
ゆっくりと肩の力を抜いて優しい気持ちで
見てみたいと思える作品です。

『彼らが本気で編むときは、』は2017年2月25日(土)、全国にて公開です!

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