朝ドラ「べっぴんさん」菅野美穂演じる坂東はなはどんな人?語りにも注目

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2016年後期のNHK朝の連続テレビ小説『べっぴんさん』

主人公・坂東すみれの母・はなを演じるのは、菅野美穂さんです!

菅野さんが朝ドラで母親を演じる時代になったんだな~と、キャスト発表の際には驚いてしまいましたが、早くに亡くなるという設定で、回想シーンで登場されるのですね。^^

今回は、朝ドラ「べっぴんさん」の菅野美穂さん演じる坂東はながどんな女性なのか、そのモデルとなった佐々木倆子(りょうこ)さんについてや菅野さんがどんな思いで演じているのかをお伝えしていきたいと思います!

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坂東はなのモデルは佐々木倆子(りょうこ)

坂東はなは、坂東すみれの母ですのでモデルとなるのは坂野惇子さんの母である佐々木倆子(りょうこ)さんということになります。

坂東すみれの詳しい記事はコチラ!

佐々木倆子さんは、雲川五兵衛氏の妹として大阪に生まれ、女学校を卒業後に佐々木八十八氏と結婚され、三男・三女を儲けています。

坂東五十八と佐々木八十八氏の記事はコチラ!

劇中では第1週ではなは亡くなります。

ですが倆子さんご本人は、晩年に心臓病を患ったそうですが、八十八氏よりも11年長生きされたとのこと。

八十八氏が83歳、倆子さんは86歳の時に讃美歌を聞きながら安らかに永眠されたそうです。

倆子さんは、色々と物を作ることがお好きであらゆるものを発明しては試すという、好奇心旺盛で即行動に移すタイプ。

よく笑い、気さくな人だったそうです。

坂東はなはどんな人?菅野美穂の思いも

坂東はなは、夫の五十八とは幼なじみという設定です。

体が弱く、すみれが9歳の時に亡くなりますが、五十八が大阪で独立し、繊維会社「坂東営業部」を立ち上げた時の苦労がはなの負担になったのではないかと、五十八は悔やみます。

はなは刺しゅうが得意で、その影響を受けたのがすみれ。

すみれのハンカチに四葉のクローバーの刺しゅうをしてくれたことが嬉しくて、はなのお見舞いに自分も刺しゅうを贈りたいー。

それからすみれは刺しゅうに没頭していきます。

はなは、クローバーの四つの葉にはそれぞれ意味があることをすみれに教えます。

それは、「勇気」「愛情」「信頼」「希望」という意味がそれぞれにあるのだと。

それはすみれが生きていく上で大切な言葉となりました。

はなは、とても優しくて柔らかなたたずまいですが、強い心を持った芯の強い女性です。

はなを演じる菅野さんは、はなのことを

「愛する娘たちとの時間をかみしめるように過ごした人」

と表現されていたのがとても印象的でした。

確かに、子供たちに投げかける一言一言が、優しいのだけど深くて力を感じましたよね。

自分はもう長く生きられないことを感じてはいたものの、娘たちにはそんなそぶりも見せない、本当に強い女性です。

菅野さんは、
「別れる辛さよりも、こんなかわいい娘たちの母にしてくれてありがとうと、五十八への感謝の思いに満たされていたはず」

そんな思いではなを演じたそうです。

プライベートでも母親になったからこそ感じられる思いであり、菅野さんにしかできなかったはな役でしょうね・・。

菅野さんの演技が素晴らしいのは、演じる人物がどんな気持ちだったのかをとらえる感性がとても豊かでそれを表現するのが上手いのだなと改めて思いました。

菅野さんのはな役、もっとみたいですよね。

第1週目で亡くなるのはとても惜しい・・。

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はなの「語り」にも注目!

はなは家族を空から見守り続けるという形で、「語り」として最後まで登場します!

菅野さんは、

「視聴者の皆さんには、さらっとふわっとした語りに感じられるかも。それが朝ドラらしい語りという気がする」

とコメントされています。

「語り」では、すみれたちの母親という思いはなるべく声に乗せずに、観る人が物語に入り込みやすくなるように、説明すべきところはきちんと伝わるように、自分でかじ取りをせずに関西弁の言葉指導の先生と監督に委ねるそうです。

菅野さんの優しい口調で、ふんわりとした「語り」がイメージできますね。^^

この「語り」にも注目です!

それでは今回はこの辺で。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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