運命に、似た恋[最終回]ネタバレ(あらすじ)・感想!運命の恋
とうとう最終回ですねぇ~。
やっぱり全8話は早いなぁ。
この1時間でどうまとめてくるのか・・・・。
それでは、最終回のあらすじと感想です!
運命に、似た恋 第7話 ネタバレと感想
カスミ(原田知世)はユーリ(斎藤工)からの手紙を読み続けていた。
本当のアムロが17歳の夏に亡くなった話。
そして嘘はついたがアムロの想い出の中のカスミを、そして出会ってからは目の前のカスミを愛していたと書かれていた。
それでも自分のついた嘘は罪深い、だからカスミの目の前から消えようと思うとも書いてあった。
カスミはリリ(大後寿々花)からユーリの癌が再発していた事を聞かされる。
そしてユーリが自分の命が短い事を悟って、バレッタを返すために目の前に現れたのだと気づく。
ユーリを追いかける為、荷物をまとめるカスミだったが、つぐみ(西山潤)の洗濯物を目にしふと母親の顔に戻り、立ち止まる。
それでもアカリ(草笛光子)に
「女でも母親でもなく、人間としてあなたが何をできるかよ。」と背中を押され、想い出の地能登に向かった。
そうだったんですね。
ユーリは自分がカスミに会いたくなったという気持ちが抑えきれなかっただけじゃなく、アムロの想いであるバレッタを渡す為にカスミに会いに来てたんですね。
カスミがユーリを追いかける為に荷物をまとめている姿がとても描かれ方がうまいと思いました。
最初は女性として化粧品など必要なモノ、そして二人の想い出のモノをまとめ始めてそしてふと、テーブルの上の食べ終わったごみが目について片付け始める。
このあたりから母親が顔を出しましたよね。
その後に息子の洗濯物・・・。
あ、私母親なんだと改めて気付かされ、これでいいのかと動きが止まってしまう。
恋愛だけに突っ走っていけない40代の女性を見事に表現していると思いました。
でもちゃんとアカリという人生の大先輩が背中を押してくれてよかった。
カスミは能登でアムロとの想い出の海や病院へ行きユーリを探すが見つからなかった。
その頃ヨシタカ(奥田 瑛二)の元には、ユーリがヨシタカの代わりにデザインしたユニバーサルカップのトロフィーがコンペを勝ち抜き採用されることが決定した。
ヨシタカは大声を出して喜んだ。
えーーーーーー。そんな自分の作品じゃないのに喜ぶんですか?プライドないの?
マホ(山口紗弥加)はカイチ(渋谷謙人)からユーリが消えた事を聞かされ取り乱す。
カスミはヨシタカにもユーリの行方を知らないか確認にいくが、ヨシタカからは忙しいと聞き流される。
ユーリが死ぬつもりだと話すが、それでもヨシタカは自分にはどうしようもないと怒鳴った。
もぉ!本当に嫌い!!!いらつきます!
「俺の作品を盗作したからか?」とかよく言えたもんですよね。
あの「エスパーじゃないんだから」って言い方!何回聞いてもイラッとします!
電車の中でユーリは溺れて行く夢を見ていた。水の中に沈みゆく自分の体。
そこへカスミが飛び込んで来て手を差し伸べるが、その手はあと少しの所で届かない。
目を覚ましたユーリは心配そうに見つめている子供に「怖い夢をみただけ」だと微笑んだ。
ユーリにとっては悪夢でしたが綺麗な映像でしたね。水の中でも美男美女のお二人です^^
そして能登の海でカスミとユーリはやっと再会できる。
黙って立ち去ろうとするユーリにカスミは「死ぬつもりなら死ぬ前の2日、今日と明日、私にくれない?」とお願いする。
翌日カスミはユーリにアムロのお墓に連れて行ってもらった。
ユーリは自分の子供の頃の話をした。
アムロとは癌で入院した先の病院で出会った。
そしてアムロの父親であるヨシタカがユーリの治療費を肩代わりしていた事、アムロが亡くなってからはヨシタカの悲しみの矛先が自分に向かった事を話した。
良かった。
アムロ(ヨシユキ)の死はユーリのせいではなかったんですね。
ユーリは治療費の事もあったし、ヨシタカの事も尊敬していたし、それにユーリにとっても大事な親友を失い、ヨシタカにとっては大事な息子を失ったという同じ失望感から間違った寄り添い方をしてしまったのかもしれませんね。
ヨシタカはユニバーサルカップのトロフィにデザインが採用された記者会を行っていた。
その場にはカイチとマホ、ヨージ(小市慢太郎)の姿もあった。
カスミとユーリはハロのお墓の場所へと向かった。
ユーリもここはアムロとカスミの聖地だと思い足を踏み入れた事はなかった。
ハロに手を合わせるカスミとユーリ。
ユーリはそこで貝のオブジェを見つける。
カスミは見覚えがないと言い、その場を掘りだすと「カスミへ」と書かれたアムロの名前が入った木箱を見つけた。
そこに刻まれた日付はアムロが亡くなる2週間前のものだった。
手に取るとそれは2つに分かれ、そこにはメッセージが刻まれていた。
ユーリが自分がアムロだと名乗っていた頃とはまた違う話し方で、カスミとアムロの想い出を語っていると感じました。
斉藤さんうまいですねぇ^^
木箱を掘り出すときにカスミが両手で掴もうとしていたのを、ユーリがその男らしい手で片手でぐっと掴んだ所にキュンとしました(細かいですねw)
木箱のメッセージにはアムロから
「今好きな人はいますか?」
「カスミを守ってくれる人はそばにいますか?」
「おばあちゃんだとしても可愛いおばあちゃんなんだろうね。」と問いかけられ、そして自分がもうすぐ死んでしまう事、約束が守れない事を謝っていた。
カスミがいなくなってから生きる屍だったが、その後生涯の親友に出会ったと続けてあった。
彼はすごくいい奴なんだと、そしてデザインのセンスが素晴らしい、彼は生きなければならない。彼が生き延びる事を僕は信じていると、そしてその親友こそがユーリだった。
アムロはカスミにユーリが世界的なデザイナーとして活躍しているはずだから、彼から約束のバレッタを受け取ってほしい、そしてアムロがよろしくと言ってたと伝えてほしいとも書いてあった。
泣けました!
幼いアムロから17歳のアムロへと手紙を読み上げる声が変わったところもとても切なくて、ユーリがカスミを想う気持ちはもちろんでしたが、アムロの想いを考えるとやっぱり切なくて泣けました。
アムロとユーリの友情も素敵です。
アムロはユーリが成功すると信じていたんですね。だからこそバレッタを託した。
バレッタと一緒に自分のカスミへの想いも託した様な気がします。
ヨシタカの記者会見場。饒舌に語るヨシタカをカイチが呼びとめた。
そしてユーリが盗作したのではなく、ユーリはヨシタカのゴーストだったんじゃないかと暴露をした。
追い出されるカイチ、騒然とする記者会見場。
ヨシタカはついに、その事を認めた。
ヨシユキが亡くなってから作品が作れなくなったのだと発狂するヨシタカ。
マホは必至になって記者会見を中止させた。
カイチくん!やっぱりあなた裏切りませんでしたね!信じてましたよ!!^^
マホはヨシタカを守る為に大声を張り上げてましたね。
先週も思いましたがヨシタカという人間ではなく、デザイナーという仕事を尊敬しているじゃないでしょうか?
だからデザイナーとしてのヨシタカの地位をこれ以上落とさないように守ろうとしているようにも感じました。
ユーリはリリからヨシタカが全部話した事を伝えた。
リリはユーリがヨシタカが自分を取り戻すため、ゴーストである自分が死ぬ事を選んだんじゃないですか?と尋ねる。
そしてユーリの下でしか自分は働きたくないと伝える。
マホはユーリのデザインしたトロフィーを抱きしめながら涙を流した。
聞きました?電話の第一声の「リリ」って声!低音ボイスがたまりませんでした(笑)
マホの涙はどういう涙だったんでしょうか?
前に言っていた彼女の地獄とは何だったんでしょうか?
でも何か綺麗に浄化されたような気もしましたね。
カスミは改めてユーリに生きてほしいとお願いした。
ユーリは本当は怖いんだ、生きてる事が怖い。
元気な時も何かあるんじゃないかといつも怖いんだと話す。
カスミはそんなユーリに「起きないよ!今までとは違う。私がいる。怖かったら抱きしめる!」と言う。
ユーリ「なんで俺なの?」
カスミ「君しかだめだよ!君じゃなきゃダメだよ!だから生きない?」
カスミの差し出した手をユーリは今度はしっかりと掴んで抱きしめた。
ユーリ「アムロの分までカスミを愛したい。生きてカスミを守る。」
弱い部分もさらけ出せるって大事ですよね。
私はユーリの「なんで俺なの?」って質問。
前につぐみ(西山潤)にユーリが「ふたりでいる方が自然な感じがする。」と答えたのを思い出しました。
カスミも同じなんですよね。だから「君じゃなきゃダメ」なんですよねぇ。
半年後・・・・。
ヨージは記者としてのカメラマンを辞め、アカリの仕事を継ぐ事になった。
ヨシタカはデザイナーを引退。
つぐみはカメ子(久保田紗友)と同じ大学への進学が決まった。
マホは「あの頃はごめんね」とさらっと謝って、そして前と同じように綺麗でパワフルなマホに戻った。
そしてユーリはオペを成功させて、カスミの横で微笑んでいた。
ふたりの病院のキッズルームの作成が進んでいた、そこにはリリとカイチもいた。
カスミは奇跡と神様、この世のすべて、お医者様に、生きてくれたユーリ、そして空の上のアムロに感謝した。
傷は増えたけど、それはたくましさが増えた事だ。
そしてふたりは愛し愛され生きて行く。
いいです!いいんです!
若干ラストが駆け足のようにも感じましたがハッピーエンドだったのでいいと思います^^
マホもカッコいいなぁ~。ある意味一番男前なんですよねぇ。
そしてつぐみ!きゃーーーーーー!!
おでこにチュって!そんなことどこで覚えたんですか!!(笑)
やっぱり正直に言うと、ユーリの病気が発覚してからがちょっと描写が少なかったのが残念でした。
8話って短いんですよねぇ。
若きユーリと青年アムロの会話のシーンももう少し見たかったかなぁ。
個人的にはアムロがカスミの事を語る所を見たかったです。
それにしても本当に王道のラブストーリだったと思います。
どっぷり北川ワールドにはまりこむことができましたよねぇ^^
最後にちょっと突きあったりしてるカスミとユーリにほっこりさせられました。
本当あっという間の8話でしたが、是非スピンオフ(つぐみ&カメ子とか)や続編もお願いしたいです(笑)
それでは、第1話から最終話までお付き合い頂きありがとうございました。
11月18日(金)スタートのドラマ記事はこちら!