恋妻家宮本[映画]キャストと登場人物は?阿部寛&天海祐希の演技が見所
2017年1月28日(土)公開の映画
『恋妻家宮本(こいさいかみやもと)』
『流星ワゴン』などで知られる直木賞作家・重松清さんの小説を原作とした映画で、ドラマ『家政婦のミタ』や『○○妻』など、数々のヒット作を生み出した人気脚本家・遊川和彦さんが初監督を務めた今作。
主演するのは、ベテラン・演技派俳優の阿部寛さんと天海祐希さん。
お2人が、今回初共演で夫婦役ということでも話題になっていますね。^^
今回は、映画『恋妻家宮本』のあらすじや原作、そして主演の阿部寛さんと天海祐希さんの演技についてお伝えしていきたいと思います!
恋妻家宮本 映画情報
公開予定日:2017年1月28日(土)
原作:重松清『ファミレス』
脚本・監督:遊川和彦
キャスト:阿部寛、天海祐希 ほか
配給:東宝
恋妻家宮本 原作は?
今作は、直木賞作家・重松清さんの小説『ファミレス』を原作に、脚本家・遊川和彦さんが大胆にアレンジを加えた家族ドラマ。
ストーリーは、息子の独立をきっかけに、25年ぶりに二人きりで生活することになった夫婦が、50代からの生活とどう向き合うのかがコミカルにかつハートフルに描かれています。
当初は、脚本のみを担当する予定が、
「この脚本の個性を活かした映像を撮れるのは遊川さんしかいない」
と、制作側が遊川さんに依頼。
遊川さんにとても念願の初監督作品となり、
「夫婦はお互いに努力するもの。そうすればもっと恋ができるんじゃないか」
という思いから、重松氏に了承を得て、タイトルにある”愛妻家”という言葉を”恋妻家”に変更したのだとか。
”恋妻家”‥また新たな言葉が生まれましたね。^^
恋妻家(こいさいか)の意味まで公式HPにありました^^
恋妻家とは、妻への想いに改めて気づいた夫のこと。
愛妻家のように愛情表現が上手く出来ないため、気持ちが伝わりにくいのが欠点なのだそうです!
恋妻家宮本 あらすじ
それでは、あらすじをチェックしていきましょう!
主人公は、中学教師の宮本陽平。
息子が結婚し、25年ぶりに夫婦二人きりで生活することになった。
妻・美代子とは学生時代に合コンで知り合い、いわゆる”できちゃった婚”で結ばれた。
浮気もせず、教師としてまじめに働き、きちんと給料を入れる‥理想の夫ではなかったかもしれないが、そんな自分に何の問題もないと陽平は思っていた。
ある日、美代子が隠し持つ離婚届を偶然みつけてしまう。
美代子に問いただす勇気もなく、平穏だったはずの毎日が突然、熟年離婚の危機に直面していた。
陽平はこれまでの人生や結婚はこれで良かったのかと悩み、葛藤しながらも中学校の教え子、料理教室の仲間たちと関わる中で、家族・夫婦の在り方を見つめ直していく。
そんな時、美代子が家を飛び出してしまう。
美代子の真意は?
陽平は美代子の気持ちに気が付き、夫婦をやり直せるのか?
熟年離婚が増える現代、「愛を伝えることの大切さ」を描いた家族ドラマー。
恋妻家宮本 登場人物とキャスト
それでは、登場人物とキャストをチェックしていきましょう!
宮本陽平:阿部寛
主人公の中学教師。
順風満帆に平穏な日々を送ってきたが、子どもの独立を期に夫婦二人の生活に。
そんな矢先、妻・美代子が隠し持つ離婚届を発見。自分の人生や家族の在り方、夫婦の関係を見つめ直していく。
宮本美代子:天海祐希
陽平の妻。
すでに記入済みの離婚届を本棚に隠し持つ。
五十嵐真珠:菅野美穂
陽平と同じ料理教室に通う主婦。
容姿端麗だが毒舌。
陽平の妻が離婚したい原因は「奥さんの不倫だ」と断定する。
五十嵐幸次:佐藤二朗
真珠の夫。
妻とはケンカが絶えない。
門倉すみれ:相武紗季
真珠と同じく、陽平と同じ料理教室に通うOL。
花嫁修業のために料理を習いに来ているハズが、いつも恋人ののろけ話ばかり!?
井上礼子:富司純子
陽平の教え子の祖母。
正論で主張してくる陽平の天敵。
その他のキャスト
宮本陽平:工藤阿須加・・大学時代の陽平
美代子:早見あかり・・大学時代の美代子
宮本正:入江甚儀・・陽平と美代子の一人息子。
宮本優美:佐津川愛美・・正のしっかりものの妻。
井上尚美:奥貫薫・・礼子と嫁姑の関係。
井上克也:浦上晟周・・直美の息子。通称・ドン。
井上エミ:豊嶋花・・克也の妹。
菊地原明美:紺野彩夏・・克也の同級生。通称・メイミー。
陽平の母:渡辺真起子・・陽平が10歳の頃の母親役
陽平の父:関戸将志・・陽平が10歳の頃の父親役
時森:柳ゆり菜・・ファミレスのウェイトレス
恋妻家宮本 見どころは阿部寛&天海祐希の演技?
『女王の教室』や『演歌の女王』、そして『偽装の夫婦』など、遊川作品にはおなじみの天海祐希さんと、今作が遊川作品初参戦となる阿部寛さんが初共演で夫婦役を演じます。
もう、お2人の演技そのものが今作の見どころとなるのは間違いないですね。
阿部さんは、1987年の俳優デビュー以来、数多くの作品映画やドラマ、舞台に出演し、第一線で活躍し続けているベテラン俳優。
2015年10月期のTBS日曜劇場『下町ロケット』で視聴率20%越えをはたし、主人公の町工場の経営者・佃航平を見事に演じきり、俳優としての評価を上げました。
この勢いで2016年も映画にドラマに大活躍!
天海祐希さんも、2015年10月期のドラマ『偽装の夫婦』で、人間嫌いで心の中では毒を吐きまくるという、天海さんのイメージにはない役柄に挑戦し、大好評!
視聴率も常に二桁台をキープするヒット作となりました。
2016年もドラマで初のシェフ役で天海さんの演技の幅をさらに広げています。
今作では、どこにでもある熟年夫婦の役を演じるお2人ですが、遊川作品であるだけに、普通の物語とはならないハズ!
今回、演技派同士の競演でどんな化学反応が起こるのか、また新たな魅力が引き出されるのではないかと楽しです!^^
天海さんのコメントにも、
「実は、脚本を読んで泣くわ、笑うわ、大変でした。個々の想いを多くの皆様に届けられるように頑張りたいと思っています。」
とあり、映画のあらすじを読んだだけでは伝わってこない面白さがあることを確信しました!
熟年離婚が増えている昨今、上手く言えなくても失敗してもいいから、愛を伝えることが大切だという遊川さんの思いが詰まった今作。
笑いと涙で心温まる、そして観る人の心に響く作品になるのではないでしょうか。
映画『恋妻家宮本』は、2017年1月28日(土)、全国にて公開です。
この映画も気になる!
最後までお読み頂きありがとうございました。