「おんな城主 直虎」瀬名(築山殿)はどんな女性?菜々緒の思いや演技についても!

出典:https://www.instagram.com/p/BOsp__ogWDG/

NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』で、松平元康(徳川家康)の正室となる女性・瀬名こと築山殿(つきやまどの)を演じるのは、ここ近年、ドラマや映画に引っ張りだこの人気女優・菜々緒さんです!

大河ドラマ初出演となるようですね。



菜々緒さんの着物姿を見て、美しいのはもちろんなのですが、初めて見た気がしないというか見慣れてる!?気がしたのは、auのCMでのドSツンデレ乙姫の印象が強いからでした(笑)

今回も菜々緒さんは悪女を演じるのでしょうか・・。



それでは、菜々緒さん演じる瀬名(築山殿)がどんな女性なのか、そして菜々緒さんがどんな思いで演じているのかをお伝えしていきたいと思います!

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瀬名こと築山殿はどんな女性?

*ここでは、簡単にわかりやすく説明しています。

今川義元の養妹で井伊直平の実の娘である佐名が、今川家の重臣・関口親永氏に嫁ぎ、出産したのが瀬名です。

瀬名は今川義元の養女になり、井伊家の血を引きながらも今川の娘として育ちます。

そして、幼いころから今川氏真の妻となることを夢見ていましたが、今川家の人質として預けられていた松平元康(のちの徳川家康)の正室となります。



この結婚は、松平家を支配しようと企んだ今川義元の意向だったと伝えられています。



2人の結婚から2年後に、長男の信康が誕生しました。



桶狭間の戦いで今川義元が織田信長に討たれた後、家督を継承した氏真から家康(元康から改名)は独立、つまり離反し、織田信長と同盟を組みます。

その犠牲となったのが瀬名の両親で、怒った氏真より自害を命じられました。



この時、瀬名と信康も人質として今川館に預けられていましたが、人質交換でようやく家康の元へ。

ですが、姑・於大の方(おだいのかた)に嫌われていた瀬名は岡崎城に入ることを許されず、岡崎城の外れにある管生川のほとりの惣持尼寺で幽閉生活(一室に押し込められた状態)を強いられました。



この時、瀬名が幽閉された場所が築山という名であったことから、築山殿と呼ばれるように。

その後、信康と織田信長の長女・徳姫が結婚しますが、築山殿が城に入ることはなかったそうです・・。



瀬名が於大の方になぜ嫌われていたのか?

それは、今川義元が家康の父・松平広忠と於大の方を離縁させたという過去があったからだと言われています。

築山殿の幽閉生活は、家康が浜松城に拠点を移す1570年まで続いたそうです。



信康と徳姫の間には男児がいなかったため、築山殿は信康に側室をつけましたが、この時から信康と徳姫の関係が悪化し、徳姫は築山殿のことをあまりよく思っていなかったのだとか。



さらに、信康が築山殿の味方をしたことから、徳姫が父・信長に信康との不仲を告げ、「築山殿が武田勝頼と内通している」と伝えると、信長は家康に、「信康と築山殿を自害させろ」と命令を下したといわれています。


築山殿の人生は、家康が今川から自立したこところから歯車が狂っています・・。

両親が自害させられたのも、長い間幽閉生活を強いられたのも、最期は自害させられたのも、全てが家康の犠牲になっていますよね。

とてもかわいそうな人生だな・・と思えてなりません。

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瀬名(築山殿)を演じる菜々緒の思いや演技について

「瀬名が悪女であれば得意だから大丈夫」



と思っていたという菜々緒さん(笑)

菜々緒さんが瀬名について調べたところ、瀬名については悪女説もあれば心優しい女性だったという説もあったそうですが、監督からは「瀬名は欲深い女性」という説明を受けたそうです。

そこから菜々緒さんは、喜怒哀楽が激しくて表情豊かなんじゃないかと感じ、今回はそこを菜々緒さんなりに表現したのだとか。



瀬名は、今川を手に入れるという強い気持ちを持ち、氏真に嫁入りすることを約束していたのですが、氏真は別の女性と結婚してしまいます。

瀬名がそれを知った時の悔しさを演じた際、本番が終わってモニターで確認したら、自分でも恐れおののくほど、本当に呪い殺してしまうんじゃないかという目つきをしていたそうです(笑)

やっぱり、「悪い顏」は菜々緒さんの得意分野みたいですね!

『「菜々緒は相変わらず怖いな」と思っていただくのもありですし、「こんなことをされたらこういう目つきでにらんでも仕方ない」と共感して頂くのもアリだと思います。色々な解釈で楽しんで頂けたら』

とおっしゃっています。



悪女を演じるとそのイメージが定着するから嫌だという女優さんも多い中、菜々緒さんはこの悪女キャラをしっかり自分のアピールポイントにちゃいましたよね。

その潔さというか前向きな捉え方にはとても好感が持てます!

完全悪女を演じたドラマのクランクアップの映像を見た時も、菜々緒さんは涙を流していましたが、やっぱり演じるのが難しかった、大変だったとコメントされていたのがとても印象的でした。

役作りへの苦労があるのを知って、菜々緒さんは毎回それに向き合っているのだなと思うと自然と応援してしまいます。



今回の役・瀬名も、悪女ではないにしろ、とても苦労が多くて切なくなるほどたくさん傷つく女性の役ですが、菜々緒さんが瀬名をどう演じられるのかとても楽しみです!

直虎とは乱世をともに歩んでいく良き友人として交友するそうです。

出演者の記事はこちらからどうぞ!

 

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