ON異常犯罪捜査官・藤堂比奈子[3話]ネタバレ感想!今までにないドラマで面白い!
7月26日(火)放送の
『ON~異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』第3話。
実は先週の予告から今週はなかなかの惨殺死体が出てくるんじゃないかな~と心配でした。
夏とはいえ、あまり得意ではないんですよね。
ですがストーリーの面白さに見ずにはいられません。
少しずつ比奈子の内面が見えつつありますしね!
ドラマ情報はコチラ!
それにしても、今までの刑事もの・サスペンスもののドラマの中でもダントツ面白いです。
猟奇犯罪に焦点を当てたストーリー展開、登場人物のキャラが濃くて、それぞれのキャストの演技が抜群・・とにかく面白さを感じます。
今回はゲスト出演の佐々木希さんの演技に注目でした。
では第3話を振りかえります。
ON~異常犯罪捜査官・藤堂比奈子~ 第3話 ネタバレ(あらすじ)
比奈子(波瑠)は何かあった時の為にナイフを持っていると話した。
中島(林遣都)はそれが殺人犯に向けてという事なのか?怖くないとか?と聞くが、比奈子にはその”怖い”というが分からなかった。
比奈子には感情というものが欠落していたのだ。
中島は比奈子が親友の仁美(篠田麻里子)の殺害現場に笑顔で訪れていた事で違和感を感じ、その事に気付いていた。
比奈子は「これでも演技がうまくなった方なんですよ。でも分かる人には分かるんですね。」と無表情で答えた。
比奈子の自宅近くの幽霊屋敷と呼ばれる廃虚で遺体が発見される。
次々に見つかる遺体。
両腕のない赤いドレスの女性、お尻の部分がないエプロン姿の女性、胸部から腹部がない布団の上で見つかったネグリジェ姿の女性、そして緑のドレスを着た女性は両足が切り取られていた。
東海林(横山裕)は厚田(渡部篤郎)に中島が前回の事件で犯人像の特定に一役買ったことを話し、今回の事件のプロファイリングを中島に頼むことになった。
比奈子は倉島(要潤)と聞き込み中に1人の少女・吉田遙香(住田萌乃)と近所でクリーニング店を営む佐藤都夜(佐々木希)に出会った。
母親の佐和(中島亜梨沙)と2人暮らしの遙香は幽霊屋敷に雨がっぱを着たオバケがいるのを見たと話す。
そしてその同じオバケを家の近くでも見たと言うと、都夜は佐和にストーカーの事を警察に相談していないのか?と問い詰めた。
夜も働いている佐和は客の一人にしつこく付きまとわれているが、大きな事にはしたくないと言う。
2人を心配する都夜は比奈子に何かあった時の為に連絡先を教えてほしいと頼んだ。
遙香の話が気になった比奈子は鑑識に現場を再確認してもらうと確かに比較的新しい靴跡を発見した。
赤いドレス以外は手作りの可能性があるものの、作りが既製品のようにしっかりとしている事、そして下着も身につけていない遺体にその衣装はあまりにもピッタリしていた事から比奈子は、犯人がデザイナーではないかと推理した。
妙子(原田美枝子)もその可能性が高いと話した。
遺体を切り取った道具も、デザイナーが使うような特殊なハサミだったからだ。
赤いドレスの女性以外はそのハサミで首を傷つけられていた。
それはまるで血抜き作業のようでもあった。
そして妙子は、先日からの犯罪者の異常な自殺行為をした者たちに共通する部分が見つかった事を話す。
3人とも脳の同じ部分に同じ腫瘍が見つかっていたのだ。
手術痕もなく、人為的に腫瘍を発生させるなんて不可能に近いと妙子は言うが比奈子は深い興味を持った。
赤いドレスの女性の身元が分かり、彼女もカッパを着たストーカーに悩まされていた事が判明。
そして容疑者・永山宗一郎(裵ジョンミョン)が捕まった。
永山は自称デザイナーで被害者の住んでいるマンションや事件のあった幽霊屋敷のオーナーの息子でもあり、緑のドレスの女性にもストーカー行為を行い、そして佐和にストーカーしていた男とも一致した。
しかし永山は同意の上だったと容疑を認めず、結局釈放されてしまった。
比奈子は佐和と遙香の事を心配する。
そしてその不安は的中してしまう。
都夜から「佐和さんが男に車で連れて行かれた」と連絡が入る。
駆け付けると、アパートには意識のない遙香が一人残されていた。
東海林は比奈子に永山を追うのではなく、遙香の病院に付き添えと指示。
比奈子は都夜が運転する車に乗り込むが、しばらくすると意識を失ってしまった。
意識を失う直前比奈子は中島に電話をしようとしていた。
中島からのメールを読んだからだ。
中島のメールには今回の事件のプロファイリング結果が書かれていた。
そこには犯人が完全な人体パーツを奪い去ることで、彼女たちになり変わろうとしていると分析し、犯人は女性、それもかなり被害者と親しくしていた人間だと断定されていた。
永山を追っていた東海林らは、幽霊屋敷の中で殺されている永山を発見していた。
そしてその直後に中島のプロファイリングを読んでいた東海林の元に中島から電話が入り、比奈子と連絡がつかなくなったと聞かされる。
目を覚ました比奈子は両手足を縛られていた。
そして同じように目の前には縛られた佐和がいた。
2人の目の前にカッパを着た都夜が現れた。都夜は遺体の皮膚で完璧な理想のボディスーツを作ろうとしていた。
それは佐和の背中の部分で完成すると恍惚の表情で話し始める。
そしてさらに、白くてきれいな比奈子の顔も気に入ったと言い、ハサミを手に比奈子にも近寄ってくる。
東海林と中島は比奈子と都夜の居場所を突き止めようとしていた。
中島は比奈子の質問を思い出していた。
「私のような人間はいつか必ず人を殺すんでしょうか?私はそれが知りたくて警察になったんです。 殺人という一線を越えてしまった人間。その衝動のスイッチを押した彼らと、心を持たずに生まれてきた私は、同じ種類の人間なのかどうか。」
中島は比奈子を助けなければと呟く。
東海林はその中島の横顔を見つめていた。
「ちょうだい……あなたの顔の皮も」
「取れるならどうぞ。私も最初から助けを呼ぶつもりなんかなかったですから。」
比奈子はナイフを手にしていた・・・。
第4話へ続きます。
ON~異常犯罪捜査官・藤堂比奈子~ 第3話 感想!
まさかの1話で完結しないパターン
面白いストーリーだとのめり込んでしまって時間を感じない事ってよくありますよね?
東海林先輩と中島先生が車に乗ってるシーンでキャストの字幕が出始めた瞬間、「え?続くの?1話で終んないの?」と思った人たくさんいたと思います(笑)
もう1時間経ったと思っていなかったですし、先週の第2話は1話完結でしたからねぇ。
すっかり油断してました。そして本当にストーリーも面白かったので気付きませんでした。
報われない倉島さんが緩和剤
今回は東海林先輩の出番が少ないように感じました。
どちらかといえば、比奈子の内側に気付いていた中島先生が今回は1歩有利に進んだ感じがしますよね。
勝手に恋のライバルにしてしまってますが(笑)
でも中島先生もやっぱり未だに油断できないんですよね。
なんであの飴の包み紙を持ってるんでしょう。
ちなみに、東海林先輩の今週の素敵ポイントは、共犯者がいるかもしれないという比奈子に「また俺がとっ捕まえてやるよ。」と言い放ったシーンです^^
そして今回比奈子とコンビを組んだ要潤さん演じる倉島さんですが、1話から何気に比奈子にアプローチしてるんですよねぇ。
今回も送り迎えを申し出たりと頑張ってましたが全く相手にされていませんでした。
そしてグロテスクな会話に弱い倉島さん。
何気に出てくるシーンに和まされている部分もあります^^
要潤さんもイケメンなんですけどねぇ。
あえてそういう演技ができるのも素敵です。
怖いほど美しく、美しいほど怖い
何気に今回は都夜があやしいな~と気づいていた方も多かったと思います。
それにしても佐々木希さん美しすぎます!!
かぶっていたカッパのパーカー部分を下ろした瞬間の血の気を感じない冷ややかな笑顔。
美しすぎて本当に怖かった!!
それに対抗するように心を持たない比奈子を演じる波瑠さんの犯人を見上げる横顔。
これまた美しすぎる!!!
佐々木さんが犯人役というのも薄々感じていたとしても、ちょっと斬新でしたね。
そしてわざわざこのお話を2話連続にしたところに、何か意味を感じます。
これ来週見ない人ってたぶんいませんよね?(笑)
では来週も皆さんで楽しみましょう!
本日はこの辺で。
ありがとうございました。