君の膵臓をたべたい[映画]キャストに注目!原作やあらすじ・感想も
2017年夏公開予定の映画
『君の膵臓をたべたい』
まずはタイトルでドキリとさせられますよね。
原作を知らずタイトルだけ見ると、一瞬ホラー作品なのかな?って勘違いしそうですが、実は2015年に発売された青春小説。
若い人の絶大なる人気を得て「キミスイ」と呼ばれている作品です!
この「膵臓」をすぐに「すいぞう」と読める若い人も少なくはないってことですね^^
そんな人気小説が2017年の夏に映画化されることが決定しました。
原作ファンも、初めて知った人でも思わず興味をもってしまいそうな、「キミスイ」のあらすじや原作、キャスト、そしてみんなの感想をお伝えしていきたいと思います!
目次
「君の膵臓をたべたい」まずはあらすじから
原作の紹介をする前に、今回は大まかなあらすじからご紹介したいと思います。
主な登場人物は「僕」と「桜良(さくら)」。
僕はある日病院で「共病文庫」という本を拾う。
それは桜良の書いた秘密の日記帳だった。
桜良は膵臓の病気に侵されており、余命1年と診断されていた。
本の中身を見てしまった僕は、身内以外で桜良の病気を知っている唯一の人間となる。
そして僕は「山内桜良の死ぬ前にやりたいこと」に付き合うことになる。
ふたりの関わりは、性格が正反対のふたりを互いに成長させ、そして心を通わせていく。
そして僕は桜良に「君の膵臓を食べたい」と言われ、桜良は死の直前に「君の膵臓を食べたい」というメールを受け取った。
青春ど真ん中の作品でありながらも「君の膵臓を食べたい」という何ともインパクトのあるセリフが違和感であり、異質でありながらも、どこか透明感すら感じませんか?
この作品の作者は「住野よる」さん。どんな作家さんなのでしょうか?
「君の膵臓をたべたい」原作者はまさかの男性!?
あえて最初にあらすじを紹介したのは、この作品の原作者である「住野よる」さんの事をご紹介したかったからです^^
先に書いたように何とも透明感を感じる作品なんですが・・・・・実は原作者は男性なんです!
年齢も2016年11月現在で27歳だそうです(笑)
可愛らしいペンネームであったこと、そして作風から女性だと勘違いしている人も多いようです。
実を隠そう私もその中のひとりです。
この『君の膵臓を食べたい』は住野よるさんのデビュー作。
しかし実際に出版されるまでには紆余曲折がありました。
最初は“電撃小説大賞”に応募するも一次選考すら通らなかったそうです。
そこで書きなおしをするも応募規定より長くなってしまった為、再投稿もできず。
諦めずに他の賞に送るもやはり落選。
それでもどうしても諦めきれず、ペンネームを「夜野やすみ」と変え、「小説家になろう」という小説家サイトに投稿。
これがライトノベル作家の井藤きく先生の目に留まり双葉社より出版されることになりました。
そしてこの作品が
・「本屋大賞」2016第2位
・「ダ・ヴィンチBOOK OF THE YEAR 」2位
・「2015年 年間ベストセラー」6位(文芸書・トーハン調べ)
・「読書メーター読みたい本ランキング」1位
・「埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本2015」1位
と次々に賞を獲得することになり、すでに発行部数は60万部を超えています。
住野よるさんの「この作品だけは誰かに読んでもらいたい」という強い気持ちがあったからこそ、世に出た作品だとも言えますね^^
ちなみに住野さん、
今後の作家人生の中で「内臓を全部揃えたいなと思っています(笑)。高校生の読者さんが、学校で「どの“内臓”が好き?」「私は腎臓が好きかな」って話してくれるようになったらいいなあ。」
と話しています。
ユーモアのある方なんですね^^
「君の膵臓をたべたい」キャストに注目
気になるキャストは、今と過去のWキャスト!
こうなってくると気になるのはキャストですよね?では早速ご紹介!
僕:北村匠海(DISH//)
友人や恋人との関わりを必要としていないが桜良と出会った事で、人との関わり合う努力を始める。
ある日、図書室で桜良に「君の膵臓を食べたい」と言われる。
とにかくマルチな才能を持つ北村匠海さん!
最近の出演ドラマだと『ゆとりですがなにか?』で元彼女を職場までつけまわすイマドキの青年を丸メガネ姿で好演していました^^
そして『仰げば尊し』でみせた演技が大好評でしたね!
北村さんは俳優だけではなく、音楽ユニットDISH//では“TAKUMI”名義でメインボーカルとギターを担当しています!
現在18歳の彼ですが2008年、10歳の頃、NHKみんなの歌で放送された「リスに恋した少年」で歌手デビューをしています!
面白い経歴を持った今ブレイク寸前の大注目の俳優さんです^^
山内 桜良 :浜辺美波
感情豊かでよく笑う女の子。
元気そうにみえるが膵臓の病気に侵されており余命1年。
日記を「共存文庫」とタイトルをつけたのは、病気になった自分の運命を恨まないと決めた為。
「僕」との交流で誰かと比較するのではなく自分は自分1人なんだと気がつく。
死の直前に僕から「君の膵臓を食べたい」とメールを受け取る。
まだ16歳の浜辺美波さんは、2011年の“東宝シンデレラオーディション”でニュージェネレーション賞を受賞した女の子。
まだまだ出演作品は少ないものの、連続テレビ小説『まれ』にも出演されています。
そして何よりインパクトが大きかったのが『無痛~診える眼』で、声を発することのできない金髪の女の子・南サトミ 役。
物語のキーパーソンともなる役を見事に演じました。
今回の作品では元気な笑顔が見れそうですね^^
でも余命1年という背景もあるので・・・・。
そんな少女の心情を彼女がどう演じるのかも楽しみです。
そしてこの作品では時間が今と過去に分かれています。
現在の「僕」:小栗旬
12年後の僕。教師となり桜良の親友だった恭子との結婚を控えている。
原作にはない設定という事で、小栗さん自身も
「若い二人の純粋さとエネルギーを壊さずにバトンを受け取り、作品の一つのピースとなれるよう頑張ります」
と意気込んでいるようす。
そして同じ「僕」を演じる北村君とは深い間柄でもあります!
実は映画『TAJOMARU』でも小栗さんの少年時代を演じており、小栗さん監督の『シュアリー・サムデイ』にも出演。『信長協奏曲』でも共演しているんです^^
これは見事なシンクロがみれそうです!
恭子 :北川景子
桜良の親友だった。昔は桜良と僕との交流を快く思っていなかったが、桜良の死後、僕の初めての友人となった。
現在は僕と結婚を控えた仲へと発展している。
意外にも北川さんと小栗さん初共演だそうです。
12年前の恭子を誰が演じるのかも興味深い所ですよね・・。
亡くなってしまった桜良がライバル。
絶対に勝つ事のできない相手ですもんね。恭子の心情もとても難しいと思います。
それにしても、小栗旬さんと北川景子さん・・すごい組み合わせです。
お2人がどんな演技をするのかもかなり楽しみですね!
時には純粋に泣いてみるのも悪くない
今と過去が交差する、ヒロインが不治の病。
これだけを聞くと「セカチュー」こと『世界の中心で、愛をさけぶ』をつい思い浮かべてしまいます。
「セカチュー」も大ヒットした作品ですよね^^
今回の作品監督は、『黒崎くんの言いなりになんてならない』『君と100回目の恋』の月川翔監督。
脚本は『ホットロード』『アオハライド』の吉田智子さん。
どちらも10代の心情の表現が秀逸です。
「キミスイ」も10代、20代のハートをガッチリと掴みそうですね!
そして「セカチュー」世代の人たちも、時には純粋に泣いてみるのも悪くないかもしれません!
「君の膵臓をたべたい」みんなの感想
SNS上ではどんな声が上がっているのか、みんなの感想を見ていきましょう。
●「ヒロインのラストに純粋に驚いた。作者のセンスの良さに脱帽し、一気にファンになった。」
●「本を読んで大泣きしたのは初めて。本嫌いな人も是非読むべき作品」
●「好きな人に好きと伝えたくなる本だ」
●「ぼっち男子が嬉しくなる展開。大人には向かない小説」
●「何度も読み直した大好きな小説。どうかいい映画になってくれ~」
●「今までの小説で一番泣いた。これがデビュー作なんて・・映画絶対観る」
●「美波ちゃんと匠海とか最高だよーーーー!」
●「実写映画化嫌すぎるけどキャスト良いから複雑すぎる~」
●「「君の膵臓をたべたい」の映画のキャスト、ホントいやだ。小説の映画化にアイドルとかモデルとか使うの本当にやめてほしい」
●「キャスト見て絶望した。。なんで・・違うやろ、それは違うやろ」
●「原作が素晴らしいから絶対いいものにしてほしい」
たくさんの声がSNS上に上がっています。
「早く観たい」「小説読んで泣いた」「楽しみ」という声が本当に多いですが、一方で「キャストがイメージと違う」「小説の実写化やめてほしい」という意見も・・。
でも、今作の注目度は本当に高い!
公開が楽しみです。
公開後に映画の感想を追記していきたいと思います。
映画「君の膵臓をたべたい」は2017年夏、全国にて公開です。
それでは今回はこの辺で!
最後までお読み頂きありがとうございました。