「おんな城主 直虎」ムロツヨシの演技がインパクト大!瀬戸方久の人物像も!

NHK大河ドラマ『おんな城主直虎』で、豪商・瀬戸方久(せとほうきゅう)を演じるのは個性派俳優のムロツヨシさん!

もう最近では色々な作品でお見かけするようになり、ムロさんが登場するとなぜか微笑んでいる自分がいます(笑)

なぜか親近感が・・。

今回は、スタッフや出演者、視聴者からも愛されてるオーラに包まれている、ムロツヨシさんのインパクトのある演技や、瀬戸方久がどんな人物なのかをお伝えしていきたいと思います!

スポンサーリンク

瀬戸方久はどんな人物?

*ここでは、簡単にわかりやすく説明しています。

瀬戸方久は、無一文から成り上がり、商売(銭主)で成功を収めた豪商です。

井伊谷の「徳政令」にも深く関わったとされており、井伊家の財政をも揺るがすほど。

井伊家は、方久に多額の借金がありました。

直虎が当主となった後、今川氏真小野政次が井伊家の乗っ取りを企んでいたことから、井伊谷で徳政令を施行するようにと命令が下ります。

徳政令とは、簡単に言うと「借金が帳消しになる」制度。

領民にとってはありがたい話ですが、金貸しをしていた方久にとっては貸したお金が戻らないわけですから、とても迷惑なハナシ。

井伊の領地では直虎が地頭でしたので、租税徴収や軍役などの管理を行っていたため、この徳政令を実行する権限を持っていました。

ですがもし徳政令を施行した場合、領民の借金の責任を井伊家がとることになり、方久は井伊家に取り立てることになります。

直虎にとってはそれだけは絶対にさけたいことであり、方久にとっても徳政令が施行されると厄介。

直虎は、方久側につくことで井伊家を守り、今川氏真からの徳政令を2年ほど無視し続けたと言われています。

その間に直虎は、「龍潭寺」に徳政令が免除される書状を前もって発給し、龍潭寺の安全をはかります。

方久は、今川に取り入って、徳政令が施行されても商売が続けられるように、自分の屋敷が対象外になるようにしてもらい、身の安全を確保。

時間を稼いでいる間に、両方は体制を整えたのでした。

この後、井伊谷は小野政次に乗っ取られてしまい、直虎は地頭を解任されます。

小野政次は徳川家康に井伊谷を攻め落とされ、直虎を裏切ったという罪で処刑されますが、方久はその間も商売を続け、勢力を拡大した家康に取り入ったとされています。

方久の最期は、呉石の地頭・石川半三郎によって訴状を書いた罪で処刑されています。

スポンサーリンク

ムロツヨシ演じる瀬戸方久

第2話で、自分の小屋に迷い込んできたおとわと出会いますが、その時の方久の顏は、真っ黒でヒゲはもじゃもじゃ、髪は伸びきっていて、体は泥だらけで着物もボロボロ・・正直誰だかわかりませんでしたよね。

おとわが姫だとわかると、持ち物を盗むより無事に帰して褒美をもらった方が得策だと考えるあたり、策士です!

この時に受け取った褒美を元に金貸しを始め、見事に豪商にまでのぼりつめたという設定です。

ここは実話ではないようですが、方久の計算高い人間だというのがよくわかるシーンでした。

「利益」を正義とするポリシーを持ち、金のためなら組む相手をコロコロ変えるという油断も隙もない男。

直虎にとって敵か味方か、井伊家再興の鍵を握る人物です。

ムロツヨシの演技がインパクト大!

岡本幸江プロデューサーと脚本家・森下佳子さんがコンビを組んだ作品『ごちそうさん』にも出演していたムロツヨシさん。

「ムロさんにピッタリの役があるからぜひやってもらいたい」

と熱烈なオファーを受けたのが「金のためならなんでもやる」という商人だったそうです(笑)

ムロさんと方久の共通点は、無一文から成り上がっていくところと野心家なところなのだとか。

”野心”について、「お前の芝居に対する野心はきれいだ」と、ある方に言われた時からこの言葉が好きになったとおっしゃっています。

”きれいな野心”とは、やっていいことと悪いことをわきまえた上でがむしゃらに目的に向かって突き進むということで、今作ではこの”きれいな野心”を追求し、ムロさんなりの方久を演じていくそうです。

それにしても、ムロさんの演技はインパクト大!

つかみどころがなくひょうひょうとしていて、脇役なのになぜかすごい存在感。

役を楽しんで演じている感じがしますよね。

この動画は最高です!
(1分36秒あたりから)

本当にムロさんのキャラが生かされた役ですね(笑)

今後、どんなふうに方久がのし上がっていくのかが見どころですね!

また、直虎との関係性についても、直虎には必要な人物であることは間違いないのですが、方久は自分の目的のために繋がりをもっているというあたりは、直虎を裏切ることもあり!です。

今作が最終回を迎える頃に、ムロさんを嫌いになっていないといいなと思っています(笑)

ムロさんのインパクトある演技をしっかり目に焼き付けましょう!

出演者の記事はこちらからどうぞ!

Share
     
スポンサーリンク

コメントを残す


サブコンテンツ

このページの先頭へ

Share