僕のヤバイ妻[最終回]感想とネタバレ!愛もお金も手に入れた結末

6月14日(火)放送の「僕のヤバイ妻」最終回!

どーなるんだろー、どーなるんだろーでとうとう最終回になっちゃいました。

最後まで誰も信用できる人間がいないドラマって珍しいです。

「誘拐は罠!?完璧妻が2億より欲しいのは…」
というタイトルの最終話。
真理亜が本当にほしいものって何なんでしょう?

では!最終話は少し長くなりそうですが、最後までお付き合いください!

僕のヤバイ妻 最終回 ネタバレと感想!

 
有希(キムラ緑子)に刺された真理亜(木村佳乃)は
朦朧とする意識の中で、この10日間の事を思い出していた。

ええぇ!!すみません話始まったばかりで突っ込みを入れて。

でもこれって最初の狂言誘拐から10日間で起こった話だったんですか?

9話で10日間分?!

海外ドラマの「24」並みのリアルタイムじゃないですか!!(笑)

 
幸平(伊藤英明)は、誘拐の脅迫状を真理亜のせいだと思い込んでいた。

そこへ相馬(佐藤隆太)がやってくる。

緒方殺しの現場に有希の指紋が残っていた事、
そして行方が分からない事を伝える。

幸平は脅迫状の事を話そうとするが、
和樹(高橋一生)が後から喉元に
ナイフを突き付けてくる。

幸平は和樹に指示されるまま
鯨井夫婦はシンガポールに行ったと
嘘をついた。

和樹は真理亜の命と引き換えに2億円を要求する。

幸平は渋々車のトランクへと向かうが、
そこにはすでに2億はなかった。

幸平もすぐに杏南(相武紗季)が持っていったと察し、
電話をするが繋がらない。

そして和樹の隙をみて幸平はその場を何とか逃げ出した。

和樹が本性を出してからがかっこいいです^^ 
いや、その前からかっこよかったですけどね。

それでもSっ気がヤバイですよね?

幸平に「足りない頭で考えろ!」って叫んだり、有希に幸平が逃げた事を伝える時に「あのね、バカが逃げた」とか(笑)

高橋さんは『民王』の貝原役の時からSっ気のある役が似合うようです。

しかし幸平の「バーカ!」って吐き捨てて逃げる姿が何とも情けない・・・。

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杏南は横路(宮迫博之)から真理亜と木暮(佐々木蔵之介)の関係を聞いていた。

2人は恋人同士ではなく単に家庭教師と生徒の間で、
両親の反対を押し切って真理亜を留学させた事が
原因でクビになっていただけだった。

両親は真理亜を海外の誘拐保険に加入させるほど溺愛していたのだ。

木暮は11月30日から12月1日に変わるその時に
妻のさとこにプロポーズをした事から、
店の名前を「November 31」としていた。

そして真理亜が木暮夫妻のようになりたい
とも思っていたと聞かされ、
杏南は真理亜のあの日の土下座を思い出していた。

その頃、幸平は木暮と会っていた。

何も知らない幸平は、
真理亜と不倫していたんだろうと問い詰める。

しかし幸平も木暮から真実と真理亜の想いを聞かされる。

「November 31」が最後の日。
真理亜と幸平はワインの血判状で誓いを立てた。

その時のワイン“ル・アモール・エテルネル”は
木暮の妻のさとこが好きなワインだった。

そしてその血判状のコースターの裏には「N31」のロゴが入っていた。

その事を幸平が覚えていれば、最初の誘拐事件の時の
「N31」に気づいていれば
こんなことにはならなかった、
真理亜を助けられるのは幸平だけだと話した。

なるほど・・・「N31」の謎は解けました。

本当に単純に真理亜の幸平の不倫に対する嫉妬から始まったものだったわけですね。

う~ん。しかし今一つインパクトが弱いというか・・・。

木暮夫妻みたいになりたかったからとか、わざわざ木暮に復讐の手伝いをしてもらうとか。

ちょっと説得力に欠ける感じがしました。

 
有希と真理亜は、真理亜の家に移動していた。

幸平は真理亜の携帯へメッセージを送る。
「真理亜の無事な証拠を3分以内に見せなければ警察に通報する」と。

帰って来た動画には、左わき腹を刺されぐったりした
真理亜が血まみれの手を合わせて幸平に騙した事を
謝っている映像が映っていた。

そしてこれ以上は交渉に応じないと返事が来る。

幸平は再度杏南に電話をする。
やっと繋がった杏南に真理亜を助ける為に
2億を貸してほしいと懇願するが
杏南はこれから真理亜と会う約束をしているという。

罠だと気付いた幸平だったが、時遅く、電話口から杏南の悲鳴が聞こえる。

こんな事言うのはなんですが、真理亜の顔がすごく綺麗です。

瀕死の状況なのに可憐で守ってあげたくなります。

幸平もさすがに気付いてくれたみたいですね。

若干私は心の隅っこの方で「これも、もしかしたら」って
疑っていなくもないんですけどね(笑)

 
幸平が杏南の元に駆けつけると杏南を手足を縛られていた。

2億円はすでに和樹が持ち去った後だった。

杏南は真理亜を助ける為に貸してあげるから
2億を奪い返せと幸平を警察から逃げさせた。

さすが杏南です。ただではやられませんね。

しっかり和樹の足をカッターで刺してました。

杏南もなかなかの女性でしたね。

和樹がトランクをピッキングしたのであろう針金を加えている所に
細かいな~と思うのと同時にキュンとしました。

もうこれ完全にひいき目です(笑)

 
和樹は2億を奪った事を有希に電話で伝えるが
有希はそのお金は退職金だといい、
そのまま和樹に1人で逃げてと伝える。

和樹は驚き何度も有希の名前を呼ぶが、
有希はそのまま電話を切ってしまった。

幸平は真理亜の映像を見て
居場所の手がかりを掴もうと必死だった。

そしてやっと気付く。
真理亜が合わせているその手の薬指に
自分がさっき自宅のリビングで捨てたはずの
結婚指輪を付けている事に。

有希と和樹がどうしても憎めないです。
有希はやっぱり和樹を本当に愛してて巻き込めなかったんですね。

全部自分が背負って、真理亜と死ぬつもりだったんですね。

そして真理亜です!!さすがです!
咄嗟にあの幸平が捨てた指輪を拾って、それをこんな風に活用するなんて!

指輪を見つけた時思わず「あ!指輪!」って思わず私も叫んでしまいました。

電話を切った有希は「お金はうちの旦那が手に入れたわ。あなたのバカ夫は助けにこない」と灯油を部屋に撒き始める。

またしても幸平「バカ」呼ばわり(笑)

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灯油だらけの部屋で、有希はたばこを吸い始める。

真理亜は有希に、このまま和樹に会えなくていいのかと話す。

有希が本当は和樹を愛している事、
そして和樹の気持ちにも気付いているんじゃないかと
真理亜は話すが、有希は緒方を殺し真理亜を刺した
今となってはもう関係ない、それならお金を
和樹に譲って自分はここで死ぬのだと言い、
真理亜に本当に幸平を愛していたのか?
紙切れ1枚に縛られていただけじゃないのか?と聞く。

真理亜は「それって、まるで、有希さんみたいですね。」
と弱々しくも言い返す。

有希もだからこそ真理亜の事が大嫌いだったと言い、火のついたタバコを振り上げた。

すごいです。女優魂のぶつかり合い。
一瞬たりとも目を離せないというか、息もできないというか、とにかく圧巻でした。

幸平が「足りない頭で考えた」とそこへ飛び込んでくる。

足りないと認めましたね(笑)

 
「ふざけてんじゃないわよ!
殺し合いしていたくされ夫婦が!
真理亜さん、このバカ旦那に聞かせてあげたら、
本当は愛してなかったって!」と有希が罵るが、
幸平は「嫌いになったり憎んだりしても、
なんだかんだ言って一緒にやってきた。
夫婦ってそういうもんだろ?」と真理亜を助けに来たと言う。

真理亜は最後にひとつ言いたいことがあると話し始める。
「いい加減、脱いだ靴は自分で下駄箱に入れて?」

“くされ夫婦”出ました!!
この一言すごく予告で印象が強かったんですよね。

そして今度は「バカ旦那」です。
今週はかなり幸平ディスられてますね。

 
幸平は真理亜の言葉の意味に気付き下駄箱へ戻る。
そしてその中に消火器を見つけた。
これで真理亜を助けられる・・・と思った瞬間、
和樹が現れ幸平は再度ナイフを突き付けられる。

幸平の反逆と思いきや、再度逆転!
いやぁ~ハラハラさせられます。

それにしても幸平の背後が甘すぎる・・・・。
何度同じ事やられるんですか!!

 
和樹は有希に先に金を持って逃げろと言うが、
有希は和樹が罪を被ろうとしてると拒否。

「あんたなんかの為にそこまでするかよ。
金さえあればあんたはなんとかやっていけるだろう」
と言う言葉に
「和君がいなくちゃ意味ないのよぉ」と
タバコを投げ捨てる有希。

慌てて幸平は手を伸ばすが届かない。

間一髪の所で和樹がタバコを握りつぶし
「ばかやろう。俺だってお前がいなきゃ意味ないんだよ!」と叫ぶ。

きゃーー!第6話以来の高橋一生祭の再来です(笑)

最初の「あんたの為に」なんて冷たい言い方をしてる時も表情は優しい顔が出ちゃってますし、タバコも華麗にキャッチ!そこからの愛の告白!きゅんきゅんしました。熟女殺しです(笑)

それに対して、手が届かない幸平・・・・まぁ、らしいといえば、らしいですが。

 
それでも有希は和樹を逃がす為に
ナイフを握り真理亜に突っ込んでいく。

そこへ幸平が飛び込んできて真理亜の身代わりになってしまった。

意識を失う幸平に真理亜は絶叫する。

真理亜は有希へと飛びかかるが
その勢いで火のついたキャンドルが
灯油がまかれた床へと落ちて行く。

そして消防車と救急車、そしてパトカーが渋滞する中、真理亜は担架で運ばれていった。

真理亜の絶叫。すごいです。

木村さんの感情が爆発するシーンは何度みても驚かされます。

幸平も何故真理亜をかばったのか分からないと言ってましたが、それが幸平の正直な所なんでしょうね。

担架で運ばれる真理亜。
まるで第1話に戻ったようでしたね。

 
数日後、真理亜はリハビリを行っていた。

真理亜が帰宅したのは幸平の実家のクリーニング店。

そして転びそうになった真理亜を助けたのは幸平だった。

2人は無事だったのだ。

そして杏南は幸平の店を譲り受け、オーナーとして引き継いでいた。

生きてたんですね~。

よかった平凡ながらも2人とも幸せそうです。

相馬が病院帰りの真理亜の目の前に訪れる。

そして鯨井夫婦を逃がしたのは真理亜ではないか?と問い詰めた。

真理亜はあの日、鯨井夫婦は家の中にいると証言していたのだ。

しかし真理亜は混乱していたから勘違いしたと、わざとではなかったと否定した。

え?

 
幸平に真理亜の弁護士から連絡が来る。2人で会いに行くと真理亜が留学していた際の誘拐保険が
今回適用されたと話した。その保険金は1千万ポンド日本円で16億円だった。

ええっ!!16億円!!

 
和樹と有希は2人で逃げていた。

キャンドルの火は灯油へは燃え移っていなかったのだ。

あの時真理亜は「私と手を組まない?」と2人に持ちかけた。

救急車を呼んで、自分と幸平を玄関に移動させ
家に火をつけてほしい。

あなた達は家の中にいると証言する。
2億円も持って行っていい。
真理亜はそう話したのだ。

和樹と有希も一緒に逃げてたんですね。
逃亡中の2人の姿がまた微笑ましい~。

いいなぁ~、有希がうらやましいです(笑)

それにしても真理亜は何を考えているのか?こんな時でも冷静な所はさすがです。

 
真理亜の保険金の受取人は配偶者である幸平になっていた。

受取サインをする幸平は気付いた。

保険金が幸平である項目の部分に「N31」とナンバーがふられていたのだ。

幸平は、真理亜がこの16億円の為に
全てを計画したのかと疑心暗鬼になるが、
それでも真理亜ほど面白い妻は他にはいない
と感じていた。

木暮の店の電話が鳴る。
木暮は「そうですが、N31に感謝ですね。」と話し電話を切った。

えええーーー!!ちょっと待って下さい、「N31」ってそっち?

最後の最後にまたこんな細かい技を仕込んできますか!!

横でニコニコと無邪気に笑ってる真理亜が怖すぎます!

これ真理亜知ってましたよね?

そりゃ16億円ですもん、2億なんて捨てても平気ですよね。
いやぁ~すっかり綺麗に騙されました。

 
真理亜と幸平は初めての結婚記念日に来たレストランで食事をしていた。

真理亜は“ル・アモール・エテルネル”を用意していた。

幸平は一瞬怖くなって
ワインのコルクを確認しようとし、
店内にいる従業員や他の客の顔を見まわした。

「相変わらず臆病ね。」
「16億奪うつもりか?面白い。とことんやり合おうじゃないか。」
「あなたって本当にバカね。」
まるで心の中で会話をするような2人。

そして“ル・アモール・エテルネル”に
死が2人を分かつまで一生離れないことを誓った。

—END—

完敗です。見事です。

最後に料理をオーダーするシーンも、互いに毒を盛ったあの日のディナーのメニュー、アクアパッツアとスペアリブと最後の最後まで完璧でしたね。

感想まとめ

よくある「結局最後どうだったの?」っていう終わり方なんですが、そこがまたこの作品に関してはモヤモヤ感が残らなかったような気がします。

だいたいもや~っとするものなんですが、清々しいぐらいにスッキリした気分でした。

もうどっちでもいいような気がするんですよね。

16億円が真理亜の計画であったとしても、そうでなかったとしても。

もう結局幸平も騙されてた方が幸せって感じもしますし、こうなったら和樹と有希も逃げて幸せになってほしいって気持ちにすらなります。

ただただ相馬には気の毒ですけどね(笑)

いや~本当に見ごたえがある作品でした。

そして木村さんとキムラさんに最後まで引きつけられましたし、高橋一生祭もありましたし、何より伊藤さんのバカ夫ぶりが見事でした!

終わってしまうのが寂しい。また真理亜の華麗な計画が見たいですね^^

最後の最後まで読んで頂きありがとうございました!

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