時をかける少女[2016ドラマ]出演者に注目!原作人気や主題歌も
この夏の日テレ土曜ドラマは、
あの名作、
『時をかける少女』
小説が発表されてから、もう50年になるんですね・・。
この50年の間に何度も何度も映像化されてきた作品なので、ほとんどの方は一度は耳にしたことのあるタイトルだと思います。
2016年7月期、またこの作品が最新版で観られるとは!
それではさっそく、2016年ドラマ版『時をかける少女』のあらすじ、出演者と登場人物、そして原作人気の理由についてもお伝えしていきたいと思います!
目次
時をかける少女[2016年ドラマ] ドラマ情報
まずはドラマ情報をチェック!
放送期間:2016年7月~9月
放送時間:毎週土曜 夜9時~
原作:筒井康隆
キャスト:黒島結菜、菊池風磨(Sexy Zone)
脚本:渡部亮平
演出:岩本仁志(「斎藤さん」シリーズ、「マジすか学園4」「演歌の女王」ほか)
チーフプロデューサー:松岡 至
プロデューサー:松本京子、難波利昭(AXON)
制作協力:AXON
制作著作:日本テレビ
今作の脚本を担当するのは、渡部亮平さんという脚本家で、民放の連ドラは初とのこと。
映画監督経験もある渡部さんは、業界内では”とんでもない才能をもち、次の時代を担う原石”と言われている人物です。
演出には、数多くの日テレドラマの演出を手掛けてきた岩本仁志さん。
そして、現在の日テレの看板番組、「行列のできる法律相談所」や「しゃべくり007」、「嵐にしやがれ」、ドラマ「世界一難しい恋」も手がけているチーフプロデューサー・松岡至さんを筆頭に、「掟上今日子の備忘録」をヒットに導いた松本京子さんもプロデューサーとして加わっています。
バラエティー番組を手がけているプロデューサーがドラマを作った結果、”セカムズ”は主演の大野さんの「大人子ども」キャラが大好評!
ドラマ自体も高視聴率をキープするなど、ドラマの良さが最大限に引き出されました。
また、松本京子さんのコメントでは「新しいオリジナルのストーリー展開を筒井先生にご快諾頂いています」とあるので、今まで映像化された作品とはちがうものになるでしょう。
これまで描かれてこなかった未来人・ケンソゴルの目線からも今作は描かれます!
めちゃめちゃ楽しみですね☆
時をかける少女 [2016年ドラマ] あらすじ
大まかなあらすじを見ていきましょう!
ある日の放課後、理科の実験室でラベンダーの香りをかいだ高校3年の芳山未羽(黒島結菜)。
このことによって、彼女は自分の意志で「自由に時を超える能力」を身につけてしまう。
未羽の周りで次々と起こる不思議な出来事・・。
この真相を知るためには、理科の実験室でラベンダーの香りをかいだあの瞬間に戻らなくてはならない。
そしてそこで彼女を待っていたのは、クラスメイトで幼なじみの深町翔平(菊池風磨)だった。
翔平の正体は、実はケン・ゾゴルという未来人だった!
彼は、未来では優秀な研究者で、「時を超える薬」を開発し2016年にやって来たのだが、誤って薬を落としてしまい、当分未来へ帰れないのだという。
こうして、芳山未羽と深町翔平の「夏」が始まったー。
・・いつまでも名作は名作なんだな、と。
うーん、なんでしょうねぇ・・。
似たような作品はたくさんあるはずなのに、この作品だけは何度観ても、初めてこの作品を観た時の映像や衝撃が蘇ってきます。
ホント不思議。
時をかける少女[2016年ドラマ] 出演者と登場人物
芳山未羽:黒島結菜
高校3年生の女の子。
放課後の理科室で、ラベンダーの香りをかいだことから
自分の意志で「自由に時を超える能力」が身につく。
今作で連ドラ初主演を果たす黒島結菜さん。
もう、デビュー当初からずっと注目していましたぁ!!
2016年は絶対にブレイクする!と思っていた若手女優の一人。
今作の主人公抜てきは、彼女にとっても大きなチャンスを掴んだことになりますし、ここから女優としてさらに飛躍してほしいですね。^^
深町翔平:菊池風磨(Sexy Zone)
未羽のクラスメイトで幼なじみ、のはずが、実は未来(2122年)からやって来たケン・ゾゴルという優秀な研究者。
誤って薬を落としてしまい、当分未来へは帰れないことに。
2008年のドラマ『スクラップティーチャー~教師再生~』で俳優デビュー以降、色々な話題作に出演し、演技を磨いてきた菊池風磨さんが相手役に!
彼の演技、とくに『アルジャーノンに花束を』での演技がけっこう好きだったので、今回の深町役を演じてくれるのは素直に嬉しい!
ケン・ゾゴル(深町)の目線からも描かれる今作で、彼の思いをどんな風に表現してくれるのかが楽しみです。
朝倉吾郎:竹内涼真
未羽と翔平の幼なじみでクラスメイト。
未羽のことをずっと思い続けているが、親友でもある翔平との関係もあり、なかなか思いを伝えられない。
医学部も合格圏内というほどの優秀な成績だが、将来は実家の理髪店を継ぎたいと思っている。
『仮面ライダードライブ』で主演を果たした後も、数多くの映画やドラマに出演していますよね。
高校時代の憧れの的でもある、成績優秀・運動神経抜群のさわやか高校生のイメージにはピッタリ。
今作の演技も期待できそうです。^^
ゾーイ:吉本実憂
ケン・ゾゴルとともに、未来(2122年)から来た研究者。
ケンが”未来に戻る薬”を無くしたため、ゾーイも未来に帰れない。
薬を無くしたケンに激怒したゾーイは、ケンとは別行動をとる。
ゾーイは今作のオリジナルキャラクター。
月9ドラマ『5→9』以来のドラマ出演となる吉本美憂さんが、未来人・ゾーイを演じます。
脇役ながらも存在感のある吉本さん。
実力ある若手女優ですので、黒島さんとの演技対決も楽しみです。
矢野和孝:加藤シゲアキ(NEWS)
未羽たちの担任教師で、生徒たちから慕われている熱血教師。
原作にも「福島先生」という理科の先生が登場しましたが、今回は数学の先生で「矢野和孝」と名前も変わりました。
未羽がタイムリープしていることは知らないが、未羽にとってヒントとなる言葉を知らないうちに投げかけている・・そんな役柄のようです。
矢野和孝役には、作家としても大活躍している加藤シゲアキさん。
今作の短編小説にも携わり、「34歳の自分が14歳の自分に人生のアドバイスをしに未来からやって来る」というお話を執筆されています。
また、主題歌もNEWSが担当するということで、今作に一番関わっているのは加藤さんのようですね。^^
時をかける少女[2016年ドラマ] 原作人気
1965年から正統派少年少女向け小説として親しまれ、1980年以降は何度も映像化されています。
過去を振り返ってみましょう!
映画化
・1983年・・主演:原田知世
・1997年・・主演:中本奈奈
・2006年・・アニメ映画
・2010年・・主演:仲里依紗
アニメでは、主人公・芳山和子の声を仲里依紗さんが務め、2010年の映画では、芳山和子の娘が主人公という設定で仲里依紗さんが主演しています。
テレビドラマ
・1972年・・主演:島田淳子
・1985年・・主演:南野陽子
・1994年・・主演:内田有紀
・2002年・・主演:安倍なつみ(TBS単発オムニバス)
・2016年・・主演:黒島結菜
この他にも。1990年にステレオドラマとしてCD化されたり、2015年に舞台化もされています。
漫画
・1984年・・別冊アニメージュ「SF&FANTASYリュウ」で連載
・2004年・・月刊少年エース増刊「エース特濃」で連載
・2006年・・時をかける少女—TOKIKAKE-「月刊少年エース」で連載
・2009年・・時をかける少女 after「ヤングエース」で連載
・2010年・・映画版の漫画化
改めて振り返ってみると、すごいですよね・・。
同じ作品が4回以上劇場映画化されている小説は他にはないのだとか。
いつの時代にもマッチする、すたれることのない名作なのは一目瞭然ですが、ナゼこんなに人気なのか・・。
今でこそ、似たような作品はあるものの、この小説が出始めた頃、こういったSF作品はほとんどないですよね。
そんな中、当時の人々からするとかなりの衝撃だったのではないかと思います。
技術が進み、この小説を映像化できるようになったのが1980年代。
私も原田知世さん主演の映画、観ました!(歳がばれる)
まだ小さかったので、”怖い”という印象でしたが、時計が逆戻りしていく映像は今でも目に焼き付いていますね。
原田知世さん主演の映画を観た方、おそらくその後も何度となくこの作品に触れているハズ・・。
自分が成長していく過程で観るたびに、受ける印象も違いますし、役者さんも変わっているのでまた違う作品に思えるのです。
そしてアニメ版ではその20年後が描かれる。
(これがまた切ないラストだった)
今、こうして再ドラマ化されるわけですが、親世代が胸キュンした作品をまた子供たちが観る・・そんな作品を世に生み出した巨匠・筒井康隆さん、すごいとしか言いようがないです。
「何度読み返しても、何度観ても面白いと思える作品」
これが人気の理由ではないかと思います。
そして、未来の人に恋をしてしまう和子の切ない恋心が伝わってきて、観る人の青春と重なり合うのかもしれませんね。
時をかける少女[2016年ドラマ] 主題歌は?
この作品の映像化のヒットを支えているのが主題歌。
原田知世さん主演作の時にご本人が歌った『時をかける少女』は、今でも忘れません。
楽曲提供は松任谷由実さんで、時代とともに違うアーティストによってカバーされ続けています。
原田さんだけでも3つの別バージョンがあるほど、愛され続けている楽曲ですよね。
今回のドラマの主題歌、ぜひこの曲でいってほしいものです。
★追記
今作の主題歌も「時をかける少女」か、それともSexy Zoneか・・と思っていましたが、予想は裏切られました(笑)
オープニングは、AKB48の「LOVE TRIP」。
明るくて「青春!」って感じの曲ですね。^^
そして、未羽たちのクラス担任・矢野和孝演じる加藤シゲアキさんが所属するNEWSが今作のエンディングテーマを担当!
「夏の終わりを感じさせるバラード」をNEWSが歌い上げます。
NEWSは歌唱力が抜群にあるので、ドラマをより一層盛り上げてくれるのでは?と期待しています。^^
ドラマ『時をかける少女』は2016年7月より、毎週土曜 夜9時、日本テレビにて放送です。
長文、最後までお読み頂きありがとうございました。