「おんな城主直虎」徳川家康演じる阿部サダヲの演技に注目!瀬名(菜々緒)からにらまれる?
NHK大河ドラマ『おんな城主直虎』で、徳川家康を演じるのは実力派俳優の阿部サダヲさんです!
これまで、ドラマや映画で数多くの名優たちが徳川家康を演じてきました。
前作の「真田丸」では内野聖陽さんが演じていましたよね。
この他にも、ザッと上げるだけでも
・津川雅彦(5作品)
・西田敏行
・北大路欣也(4作品)
・高橋英樹(2作品)
・松方弘樹(2作品)
・若山富三郎(4作品)
・丹波哲郎(2作品)
・小林旭
・寺尾聡
・木村拓哉
・カンニング竹山
木村拓哉さんも「君は時のかなたへ」(1994年)という作品で徳川家康を演じていたんですね!
・・まぁ、そうそうたるメンバーが名を連ねています!
今回は、徳川家康演じる阿部サダヲさんの思いや演技に注目していきたいと思います!
「おんな城主直虎」で徳川家康はどのように描かれる?
劇中に登場するのは、家康が13歳の頃からです。
幼名は「竹千代」
今川家の人質として駿府に送られ、今川館で暮らします。
今川義元の養女(井伊直平の娘)・佐名の娘・瀬名(のちに築山殿)を正室に迎えて松平元康と名乗るように。
人質時代、一人二役でうつほど碁にハマる家康を見た瀬名は、「三河のぼんやり」と、家康のことをからかうような内容の手紙をおとわに宛てているそうです。
(おとわと瀬名は良き友人です)
元康はとても腰が低く、常に今川家に従順でした。
ですが、桶狭間の戦いで今川義元が討たれるとともに独立。
のちに、井伊家の嫡男・直政(虎松)を家臣として受け入れます。
阿部サダヲの思いや演技に注目!
大河ドラマ出演は「平清盛」以来となる阿部サダヲさん。
今回は徳川家康を演じるということで、かなりプレッシャーもあったようです。
これまで家康を演じてきた役者さんを見ると・・そうもなりますよね。
しかも!
13歳の竹千代時代から40代くらいまでを阿部さんが一人で演じます!
13歳って・・見た目や声も阿部さんでイケるということですからね。
阿部さんにとっては自分の子供が13歳だそうで、
「自分の子供と当時の時代背景を参考に、純粋な心を持って13歳の家康からスタートしていきます」
と、おっしゃっています。
阿部さん、すごい挑戦になりそうですね。
役作りに関しては、撮影前まで家康の本を何冊か読んだそうです。
そのなかで、
『「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」という句があるように、家康は幼少期から19歳まで織田や今川の人質として暮らしてきたことで培われた辛抱強さが印象に残った』
と、阿部さん。
焦らずにじっと我慢していたその経験が、のちに生かされて花が開くんだなと納得したそうです。
物語では、今川義元が討たれ、氏真が家督を継承するときに家康は独立します。
その時に、氏真は家康の裏切りにショックを受けて怒りをぶちまけるのですが、これは家康を信頼していたからこそ。
独立を企んでいたことが誰にもわからなかったんですよね。
今川に従いながらもその水面下では自分の独立を思い描いていた・・ということです。
劇中では、みんなが鷹を手なずけようとする中で、ただ一人だけ雀を手なずけようとするシーンがあるそうですが、ここで家康の辛抱強さが描かれているそうですよ。
今作では、阿部さんが”辛抱強い家康”を表現されると思いますが、なにせコミカルな演技が得意な阿部さんですから、その要素も必ずどこかで見られるでしょう!(笑)
瀬名(菜々緒)からにらまれる!?
今作で、元康(家康)の正室・瀬名(築山殿)を演じるのは菜々緒さん!
出演者の記者会見の際、阿部さんと菜々緒さんの身長差がとても気になりましたが、阿部さん164㎝、菜々緒さん172㎝で8㎝差があります。
菜々緒さんはヒールを履くと180㎝くらいになるということですね。
ですが今作でヒールを履くこともありませんし、お2人が近くに寄って演じることも少ないかと思われます。
座っての演技・・とか。
きっとお2人が夫婦役で現代ドラマに出演される可能性は低いかもしれませんね・・。
なので、とっても貴重です!
阿部さんいわく、序盤では元康は瀬名にいつもにらまれているのだとか(笑)
瀬名が家康より強いという構図はこれまでになかったでしょう!
阿部さんはそこを楽しんでもらいたいとおっしゃっています。
ここは脚本と演出が、阿部さんと菜々緒さんの持ち味を活かした場面になりそうです。
「最初から家康の才能を見せ付けないほうが、あとで成功した時のギャップが出て面白い」
という阿部さんのコメントが印象的でした。
家康と瀬名のシーン、楽しみですね!!
阿部サダヲさんが、これまでにない家康を見せてくれそうな気がします。
阿部さんの演技に注目しましょう!
出演者の記事はこちらからどうぞ!