「おんな城主 直虎」傑山(けつざん)はどんな人物?市原隼人の演技に注目!
NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』で
南渓和尚の弟子・傑山(けつざん)を演じるのは市原隼人さん。
大河ドラマ初出演であり、僧侶役も初めてという市原さんですが、”男らしい”イメージをお持ちなだけに、傑山役がピッタリな印象です!
今回は、傑山がどんな人物なのか、市原隼人さんがどんな思いで演じているのかをお伝えしていきたいと思います!
傑山はどんな人物?
*ここでは、簡単にわかりやすく説明しています。
傑山(けつざん)は、龍潭寺の僧侶で南渓和尚(小林薫)の弟子で実在した人物です。
(正式には、「第三世龍潭寺住職・傑山宗俊(そうしゅん)」)
出家したおとわ(柴咲コウ)にとっては兄弟子にあたる存在。
もう一人の南渓和尚の弟子・昊天宗健(こうてんそうけん)とともに井伊家を支えたと言われています。
長刀(なぎなた)の使い手という役柄ですが、その他にもあらゆる武芸に秀でていた武闘派の傑山は、井伊家の護衛役も務めました。(史実では「強弓の人」とあります)
また、南渓和尚の後を継いで、龍潭寺の住職となります。
口数が少なく硬派ですが、生涯にわたって井伊家を陰で支えた直虎の良き理解者であり側近でした。
市原隼人の演技がすごい!
市原さんといえば、10代の頃は「ヤンキー」とか「やんちゃ」(笑)、20代になってからは「熱い男」「硬派」「真面目」というイメージですよね。
そんな市原さんに、今回の役はピッタリのような気がします。
今回の大河ドラマ初出演を心から喜び、オファーを頂いたからには自分らしい何かを残そうと、傑山という役に真摯に向き合ったという市原さん。
長刀の使い手であることから、手足の皮がむけるほどの稽古をして撮影に挑んだそうです。
少しでも気を抜けば殺されるという緊張感を味わうほどのギリギリの線で、相手役の方と本気でぶつかり合い、迫力あるアクションシーンが生まれたのだとか。
また、僧侶役ですので劇中では「般若心経」も唱えます。
「物事のあらゆる概念をとっぱらって本質を見抜き、自分と向き合うことで相手のことを思うという教えがとても心に響きました」
とおっしゃっています。
また、傑山役を通して、自分自身も精進していきたいとお考えのあたり、市原さんの仕事に対する姿勢、ご自身の真面目さが伝わってきますよね。
市原さんの坊主頭は特殊メイクで、約2時間かかるのだとか。
市原さんにとってその時間は、自分自身と向き合う貴重な時間なんだそうです。
一部では、「演技が下手」「いつも一本調子」などともささやかれていますが、今作では男らしくて硬派な市原さんの良さが出る役柄といえそうです!
おんな城主として成長していく直虎を生涯支える傑山を演じる市原隼人さんに注目です!
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