「おんな城主 直虎」義元役の春風亭昇太はセリフなしでも圧巻の演技!


出典元:http://headlines.yahoo.co.jp/

NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』で
今川家の当主・今川義元を演じているのは
春風亭昇太さん! 

・・誰だかわからないほど、
役になりきれていますよね?

義元の母・寿桂尼を演じる浅丘ルリ子さんも
「誰だかわからないし、
落語番組に出ているときとは全然違う」
とおっしゃったそうです。

昇太さんはそういわれたことを
”最高の褒め言葉”を頂いたと思っているそうです。

今回は、今川義元を演じる春風亭昇太さんの
演技についてや、義元がどんな人物なのか
をお伝えしていきたいと思います!

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今川義元はどんな人物?

*ここではわかりやすく、簡単に説明しています。

今川義元は、戦国時代の駿河・遠江両国の守護大名であり戦国大名です。

今川氏親と寿桂尼の5男として誕生し、4歳の時に臨済宗の善徳寺に預けられ、仏門へ。

父・氏親が亡くなり兄・氏輝が家督を継承したましたが急死、その次の継承者・彦五郎も同じ日に亡くなっています。

正室の子である義元に継承権がめぐってきましたが、今川家の有力者の猛反対にあい、「花倉の乱」が起こりますが、義元は相模国の北条氏綱の支援を得たため勝利し、今川家第11代目当主となりました。

領国経営に類いまれなる才覚を発揮し、駿河・遠江だけでなく、三河・尾張の一部まで所領を広げ、戦国時代の今川家の最盛期を築き上げていきます。

今川家の当主としても、井伊家を強大な武力で屈服させ、「海道一の弓取り」と称されました。

ですが、桶狭間の戦いで織田信長の凶刃に倒れました。


今川義元は、”白塗りで麿眉”のイメージ。

これは、義元が公家の人の服装やメイクを好んでいたようです。

当時は、地位の高さと教養を示すものだったとされています。

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春風亭昇太はセリフなしでも圧巻の演技!

今作で今川義元を演じるのは、落語家の春風亭昇太さん!

冒頭でも書きましたが、見る影もないほど誰だかわからない!(笑)

劇中で初めて登場した際も、すごい威圧感と貫禄で、正直、怖すぎました・・。

しかも、義元は側近に耳打ちばかり。

昇太さんのセリフはほぼないのだとか(笑)

始めはセリフ覚えなくて楽だな~と思っていたそうですが、セリフを言わない芝居を実際してみると、これがとても難しいそうです。

監督からは、無表情でクールに演じてほしいと言われたそうです(笑)

喋らない、無表情での演技・・言葉と表情を奪われたのなら、あとは所作で表現するしかありません。

今作で、「しゃべらない芝居」がどれだけ大変なことなのかを実感しているそうです。

昇太さんは演じた後でモニターを見て反省してばかりなのだそうですが、「これが今川義元か~・・」と思わせるだけの存在感と雰囲気はしっかり出ているといえます。

今回、トレードマークでもあるメガネは外していますが、昇太さんはコンタクトレンズも入れていないため「実は相手が見えていない」のだそうですよ(笑)

春風亭昇太の義元への思い

戦国時代が描かれるドラマでは、必ずと言っていいほど登場するのが今川義元。

でもその描かれ方はほとんどが織田信長の引き立て役としてで、公家の身なりで「軟弱な戦国大名」」「敗軍の将」という扱われ方が静岡出身の昇太さんにとっては許しがたいそうです。

ですが実際は、花倉の乱でかなりきわどいことをやって5男でありながら当主の座を掴んだり、先進的な領国経営を行う優秀な戦国大名だったことなどはあまり深く描かれません。

昇太さんは、「桶狭間の一戦だけで評価されているのはかわいそう」「今後さらに今川家の研究が進み、少しでも誤解が解けたら嬉しいな」とおっしゃっています。

ただ、今作では無表情でも色々なことをサバサバとやっていく今川義元に関しては満足しているそうです。

子供のころから今川好きで、「いつか義元をやりたい」と冗談交じりで言ってきた昇太さん。

やっぱり願いは口に出すものですね~!

今後の見どころについては、何話目かでずっとしゃべらなかった義元がしゃべるそうです!

昇太さんとしてはそこを見てもらいたいとおっしゃっています。

「やっぱり噺家(はなしか)なのでしゃべらないとね」

というコメントが印象的でした!

春風亭昇太さんの今川義元、じつは相手が見えていないんだな・・と思いながら観ようと思います(笑)

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