コントレール罪と恋【第8話最終回】ネタバレ感想!文と瞭司の選択

6月10日(金)放送の「コントレール罪と恋」 第8話最終回。

やっぱり8話は短いですよねぇ~。

あっという間に最終回です。

皆さんどんな風な結末を望んで見ているのでしょうか?

佐々岡(原田泰造)との平和な生活か、それとも瞭司(井浦新)との禁じられた愛に溺れるか・・・。

どっちにしても、よくよく考えたら文(石田ゆり子)って幸せものですよね?(笑)

では大石静氏の「コントレール罪と恋」総仕上げをチェックです!

コントレール罪と恋 第8話最終回 ネタバレと感想!

 
瞭司は文の目の前で事故に合ってしまう。

圭子(桜庭ななみ)をかばって車の前に飛び出したのだ。

病院まで付き添う文だったが、
母親と弟の遥平(忍成修吾)がかけつけ
家族ではない文はその場を離れるしかなかった。

病院を出ると佐々岡が文待っていた。

「長部瞭司がいなくなれば
俺達も楽になるのにな」と
佐々岡はらしくない事を口に出した。

文はそんな佐々岡に戸惑った。

やっぱり圭子をかばっての事だったんですね。

さすがに圭子も消沈してました。

そして最終回にして佐々岡がキャラ変です(笑)

でもまぁ、そう言いたくもなりますよねぇ。

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家には息子の友樹(松浦理仁)の面倒を見るため、
英恵(野際陽子)が訪れていた。

佐々岡は瞭司の記事の件は間違いだと改めて話す。

そして文も、
英恵に謝らなければならないような事は
していないと言い、その上で
友樹のおばあちゃんはお母さんしかいないので、
これからもよろしくおねがいしますと頭を下げた。

英恵も薄い笑いを浮かべなから承諾するも、
友樹と2人の布団の中で
「このうちもずっと多難な感じ。
敦(丸山智己)が生きていれば」と涙を流した。

でました、英恵のお約束フレーズ。

同じセリフでも色んな感情の表現方法があるんですね。

今回のが一番切ない言い方だったかもしれません。

いつもこのセリフを聞くとイラっとするんですが
最後はそのイラっと感が小さかったです。

ゼロではないですけどね(笑)

 
文にとっては、それからもしばらくは日常だった。

アイロンをかけ、料理をして、お風呂を磨いて・・・。

そんな中で急に文は走り出した。

行き先は瞭司の病院だった。

しかし病院の中にまで入ることはできなかった。

ちょうど同じ時、佐々岡は病室で眠る瞭司の前にいた。

文の心を瞭司が掴んで離してくれないと語りかけ
それでも文と肩を並べて歩いて行くのは自分だと宣言する。

その時瞭司の意識が戻った。

ちょっとびっくりしました、

佐々岡がチューブでも抜いちゃうんじゃないかと冷や冷やしましたよ!

まさか警察官ですもんね、そんな事佐々岡がするわけないんですけど前出のセリフがあったので怖かったです。

 
目を覚ました瞭司は、
文が付き添っていてくれた事を聞いた。

佐々岡は家に帰ると、
ぼーっとして座っている文に
瞭司の意識が戻ったことを告げる。

文は慌てて関係ないと言うが、
そんな文に佐々岡は珍しく大声で
「関係ないことないだろ!!」と怒鳴った。

許してあげてください!

佐々岡さんお酒入ってたんで・・それでついですよ!つい大声でちゃったんです。

文が自分の方を向いていなくても・・って言ってたけど、そりゃやっぱり切ないですもんね。

 
『コントレール』の売却が決まり、2週間後には人手に渡る事になった。

文は店内を眺めながら瞭司との記憶を思い出していた。

そして瞭司に会いたいとつぶやく。

そして瞭司も命を取り留めた事で、文への想いが強くなっていった。

ん~~~そっちに行っちゃうのか?

でも誰も祝福してくれない気がするんですよね。

でも誰にも祝福されなくても2人が幸せならいいのかな・・・でもでもでも・・・。

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圭子が瞭司の病室にやってきた。

そして「敦さんが死んだのは自分のせいだと
心のどこかでずっと思っていました。
あなたを憎むことで逃げてたんだと思います。」
と話し、自分の命を2度も救ってくれた事に感謝を告げた。

帰り際に「時計を進めます」と言う圭子の顔は
どこか吹っ切れた顔になっていた。

圭子もなんとか救われましたねぇ。

やっぱり自分を責めてたんでしょうね。

あのイニシャルのブレスレット。

今となってはもう捨ててしまったけど、あれが残ってたとしたら圭子はどっちに転がっていたんでしょうか?

やっぱり忘れられなかったのか・・・。

それともあれが形見となり救いになったのか・・・。

捨ててしまったのが結果として一番だったのかもしれませんね。

 
田渕さゆみ(堀内敬子)がちょうど『コントレール』へやってきた。

あの日以来わだかまりがあった2人だったが、
正直に気持ちを話す2人にやっと以前のような笑顔が戻った。

タブと文の関係に関しては、イマイチしっくりこないまま終わってしまいました。

結局タブが何でそんなに怒ったのかもわからなかったし、親友というわりに文は本当の悩みをタブには話せないし・・・。

タブも文には話せてない気がします。

最後にタブが海に向かって叫んでいたのは、どういう意味だったのでしょうか?

 
ある日突然、友樹は佐々岡の事を“お父さん”と呼び始めた。

やっと佐々岡と文は家族として前に進み始めた。

瞭司は多田羅社長の元へ戻っていた。

長部の家ではなく、多田羅社長の元で
以前のように弁護士を続ける事を選択したのだ。

私のお気に入り、多田羅社長と瞭司のシーンです^^

「ただいま・・・です。」って瞭司の笑顔がキュンとしましたよねぇ~。

多田羅社長も嬉しそうだし、本当いい関係です。

友樹も自然に佐々岡の事をお父さんと呼び始めたし、佐々岡さんもそれで今までの怒りも忘れるような笑顔になったし、もうここで終るのかな~と思いましたよねぇ・・・・。

しかし大石静氏はこんな事では終わらせませんよねぇ(笑)

 
時計の針が少しずつ少しずつ進む。
文の日常も少しずつ進んでいたはずだった・・・。

しかし文は瞭司に電話をかけてしまう。

そして「会いたい。コントレールに来て。」と伝えた。

あーーあーーやっちゃいましたよ。
どうするんです?

せめて佐々岡や英恵やタブにばれないでください!!

 
『コントレール』で再会するふたりは激しく抱き合う。

そして文はやっぱり自分が好きなのは瞭司だと話した。

瞭司の病状が分からなかった時、
そんな事ならこの世からいなくなってくれた方が
楽だと思ったという文に、

瞭司も
「なんで生き返ったのか、文さん腕の中で
終ってればよかったのにと思った。
でも生かされたのなら文さんと生きなおしたい。
佐々岡さんから奪い返す方法はないか
色んな事を考えた・・・だけど。」
と言葉を詰まらせる。

それでも2人がやり直せない事は文も瞭司も分かっていた。

文は『コントレール』が明日人手に渡り、
全てが消えると話した。

そして「キスして」と言う。

2人は唇を重ね、前のようにベッドを共にし愛し合った。

2人はこの日を一生忘れないようにと抱きしめあった。

忘れてました。そうでした、コントレールは親と見ちゃいけないドラマでした。

最近ごぶさただったのですっかり忘れていましたね(笑)

久々の大人のキスだったので衝撃が大きかったです。

確かに前にお別れした時は、瞭司の一方的な感じもありましたしねぇ。

店の思い出と一緒に、瞭司の事も忘れる為の最後の逢瀬だったんですね。

石田さんも美しいし、新さんもセクシーでしたねぇ~。

最後の最後にドキドキさせられました!

 
春の暖かい日。

文と友樹は佐々岡と親子3人で入学式をむかえていた。

3人の目の前には飛行機雲が浮かんでいた。

それを見つめる文の笑顔は
今までと違った表情で
またそんな文を佐々岡も嬉しそうに見つめていた。

ある夏の日、文は瞭司を遠くに見かける。

でも声はかけずに通りすぎた。

通り過ぎてから瞭司も文に気付く。

そして瞭司も声をかけることはなく、ただ黙って通り過ぎて行った。

結局、文は佐々岡との人生を選びました。

友樹の事を考えたからなのか、周りに反対されながらの恋では自分がつらいからか、それとも瞭司の事を考えて別れた方がいいと判断したのか。

結局はそのトータルなんだろうと思います。

今回最後のタブのセリフが自分の中に残ってます。

「中学や高校の頃、私達夢がいっぱいだったじゃん。だけど年をとるごとにどんどん諦めてきたでしょう?これからもその連続だから、文も慣れなきゃ!」

タブはその思いがあったから文にむかついたって言ってました。

確かに大人になる事で、どうしても諦めなきゃいけない事ってありますよね。

文も瞭司も想い合っているのに、それでもどうしてもどうしても諦めなきゃいけない。

でもそんな絶対に忘れられるわけがない!
と思うような気持ちもどこかで薄くなって消えて行く。

それがまさしく飛行機雲、コントレールなんじゃないかと思いました。

平凡なのが一番だとか、
諦めが肝心とかそういう事でもなく、
本当に強い気持ちなら消えるわけがない!
とかそういう事でもなく、
大人になっていく上でそういう事ってあるよねと、
ちょっと自分の過去を思い返すお話でした。

確かに大人のドラマでした。

本当に8話が短いながらも濃厚で濃密な時間でしたね。

もう来週がないのが本当に残念ですが、またNHKの大人のドラマ枠に期待したいです。

全8話お付き合い頂きありがとうございました。

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2 Responses to “コントレール罪と恋【第8話最終回】ネタバレ感想!文と瞭司の選択”

  1. 流星 より:

    昨晩 見逃したので 内容を知れてよかったです。ありがとうございました。

  2. こう より:

    男にフラダンスを教えてる野沢さんがうざかったですね。

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