侠飯・おとこめし[2話]ネタバレと感想！これこそ飯テロの王道！

スポンサーリンク

　
良太（柄本時生）がトントンという包丁の音で目覚めると、そこには同級生の春菜（内田理央）が台所で白いシャツを着て恥ずかしそうにこっちを見て笑っていた。

思わず口をとがらす良太だったが、よく見るとそれは朝ごはんを作っているヤ〇ザの柳刃組長（生瀬勝久）だった。

良太は柳刃の作った朝ごはんも食べずに出かけようとするが舎弟の火野（三浦誠己）に止められ、買い物のメモを渡される。

「大事な郵便物を受け取らないといけないから、早く帰ってこなきゃいけない」という良太の意見はもちろん却下されてしまった。

実は今日、出版業界の内定の結果が郵便で送られてくるのだ。

良太は出版社業界を強く志望しているが、すでに残りの１社となっていた。

友人達に良太の家でお祝いか残念会をやろうともちかけられるが、良太は慌てて拒否する。

そしてそのままスーパーへと買い物に走った。

＜ヤゲン軟骨＞
＜キャベツ＞
＜ニラ＞
そして＜大蒜＞

＜大蒜＞が読めずに困ってうろろうしていると偶然春菜と出くわす。

春菜は良太の家に入れたがらない、普段絶対に来ないスーパーにいる、手にした買い物のメモが男らしい文字であった事から、良太に彼女ではなく彼氏ができたのではないかと大興奮する。

そう、春菜は大のBL好きだったのだ。

春菜から逃げるようにスーパーを出た良太は、偶然にも薬局で「大蒜（にんにく）エキス」と書かれた。

全ての買い物を終えて帰宅すると、柳刃は良太の小さな冷蔵庫を大きな冷蔵庫に買い替え、鍋や包丁も捨てて新しいものにしてしまっていた。

そしてあげくには神棚まで作られてしまっていた。

柳刃と一緒に料理をする良太。

お米の炊き方だけは何とか習ったように炊けるようになったが、餃子は明らかに柳刃と比べて不細工な出来だった。

良太は柳刃に今日内定の結果が出る、これで自分の人生が決まる、自分には出版関係の仕事しか向いてないんだからこれがダメだったらもう終わりだと話した。

そしてとうとう内定通知が届いた・・・

しかし残念ながら結果は不採用。

良太は座り込んで立てなくなる。

そんな良太を見て柳刃は台所へ立つ。

「飯にするか。」

＊焦がし醤油の大蒜炒飯
炒飯は油が命。
油がご飯を包み込む。
その為ラードを使用！にんにくは包丁の腹で潰したあとスライス。
味付けはにんにくと日本人好みの醤油で。
そしてご飯はほぐれやすいように冷ごはんではなく炊きたてを使います。

＊軟骨入り餃子
ポイントは細かく刻んだやげん軟骨。
コリコリ食感がたまりません。
そして肉汁を感じられるようにしっかりとこねること！
隠し味はお味噌です。
フライパンに綺麗に並べてカリッカリに焼いたら豪快にお皿にひっくり返します。
定番の「醤油とお酢とラー油」のタレもいいですが「白コショウとお酢」のタレも合います。

＊創味シャンタンの即席スープ
CMでおなじみちゅーーぶの創味シャンタンを溶かしただけ！
野菜はあまりもので十分です。

落ち込んでいた良太も、その美味しそうな香りと柳刃の食べっぷりに思わずお腹が鳴ってしまう。

そして、これまた前回注意されたのできちんと「いただきます」と言ってから口に餃子を運ぶ。

カリカリとした餃子からあふれ出す肉汁と、そしてコリコリの食感に箸が止まりません。

そしてチャーハンを食べながら、あたたのご飯が炒飯に向いていると思わなかったと良太が話すと、柳刃が静かに言った。

「勝手な思い込みで向き不向きを決めるな、やらずに済ます奴に満足な人生なんかない。」

良太は不採用通知を１度見つめ、そして炒飯をかきこんだ。

スポンサーリンク