僕のヤバイ妻[7話]ネタバレと感想！どこまでが真理亜の計画！？

振り返るとゴルフクラブをふりあげた有希（キムラ緑子）がその場にいた。

逃げる有希を追いおかける杏南だったが、あと一歩のところで和樹（高橋一生）に止められる。

怒りを抑えきれない杏南は、幸平（伊藤英明）の前で和樹がレンタル夫であることをバラし、有希は激しく取り乱す。

真理亜（木村佳乃）は横路（宮迫博之）に電話をしていた。

木暮（佐々木蔵之介）の身辺調査の報告書を、幸平にではなく自分に倍の金額で譲ってほしいともちかけたのだ。

そして同じく真理亜にも手渡した。

真理亜は、幸平の好きなカレー味のスペアリブに毒の半分を入れると杏南に話す。

そして残りの半分を、杏南にワインに入れて持ってきてほしいと頼んだ。

杏南は真理亜の話を受け入れるが、実は真理亜とのその会話を録音し幸平に聞かせていた。

幸平は、改めて真理亜に毒入り料理を振る舞い返り討ちにしようと決心する。

真理亜と幸平は２人で買い物に出かける。

その間に杏南は家に忍び込み幸平が作る予定になっている、アクアパッツアの岩塩にアドキシンを混ぜ込んだ。

しかし、杏南より先に和樹が部屋へ忍び込んでいた。

和樹は探し物をするが見当たらず、盗聴機を仕掛けて出て行った。

その為に杏南がアドキシンを仕込んだ岩塩だったが、
幸平が使う前に真理亜がアヒージョの材料として使ってしまう。

幸平にとっては注意すべき料理が増えてしまった。

料理中、相馬（佐藤隆太）達がやってくる。

緒方（眞島秀和）の遺体発見現場から逃げた女が履いていたパンプスが珍しいパンプスであった事から、その販売店の顧客リストを調べた所、真理亜の名前があったと報告した。

そしてシューズクローゼットを確認させてほしいと言う。

しかし中にはそのパンプスはなく、真理亜も「私、あんな靴持っていないですけど」と断言した。

それを盗聴していた和樹は慌てて家へと戻った。

そしてすぐに相馬達は鯨井家にもやってくる。

有希の名前もあのパンプスの販売店の顧客リストに名前があったというのだ。

同じくシューズクローゼットを確認するが、目当ての靴は見当たらなかった。

そしてついに互いに毒殺を目論んだディナーが始まる。

アクアパッツアにもアヒージョにもスペアリブにも
アドキシンが入っているのだ。

幸平はうまくかわしながら、真理亜にアクアパッツアを勧めた。

そして真理亜がとうとう口に入れようとするが、真理亜は昔の事を思い出し話し始める。

苛立つ幸平だったが、真理亜は突然泣き出してしまう。

そして「やっぱり私、あなたを殺せない」とアドキシンを入れた事を告白した。

そして杏南が毒入りワインを持ってくる事も話した。

謝罪しながらアクアパッツアを口にしようとする真理亜の手を幸平は慌てて止めた。

杏南が真理亜の計画通り家にやってくる。

幸平の計画では、すでに真理亜が死んでいてもおかしくない状況だったが、真理亜が出迎えた事で杏南は動揺する。

そして真理亜は、計画を幸平に打ち明けた事を説明する。

杏南は幸平に「どうなっているのか？」と目配せするが、幸平は「いいんだ。もう。」と言うだけだった。

頭にきた杏南はアヒージョを口にいれてしまう。

次の瞬間、のどをかきむしりながら血を吐いて倒れ、動かなくなってしまった。

救急車を呼ぼうと動揺する幸平だったが、純度をあげたアドキシンなら手遅れだと真理亜が止めた。

そして幸平も結局は自分を殺せなかったのだと、だから自分が食べるのを止めたのだろうと問い詰めた。

幸平はうなずくしかできないが、真理亜は２人でなんとかしようと持ちかけた。

タイミング悪く横路が家にやってくる。

慌てる幸平に対し真理亜は冷静だ。

横路と共に部屋に戻ると、すでに杏南の遺体と真理亜の姿はなかった。

しかし横路は部屋に残っていたわずかな血痕を見逃さなかった。

その頃、鯨井家では和樹が望月家を盗聴していた。

そして、神妙な面持ちで部屋にやって来た有希は和樹に
「あなたが隠したんでしょ？私の靴」と問う。

和樹はあの相馬が探していたパンプスを差し出した。

有希は「本当は気づいているんでしょ？ 私が緒方を殺したこと」と言った。

杏南の遺体を運ぶ真理亜は、車の中で思い出し笑いをしていた。

実は真理亜の計画には続きがあった。

真理亜と杏南の会話を録音し、それを幸平に聞かせる。

真理亜はそこまで計画していたのだった。

真理亜は、杏南のバッグの中からレコーダーを取り出し録音記録を削除した。

その顔には笑顔が浮かんでいた。